テレビ朝日系で、毎週日曜夜11時から放送中の吹石一恵主演ドラマ「バラ色の聖戦」が、7月某日のクランクインから約1カ月半、ついにクランクアップを迎えた。クランクアップの瞬間、吹石は晴れやかな笑顔で「すごく濃密な日々を過ごさせていただきました。とても楽しい現場でした!」と、共演者、スタッフへ感謝の言葉を口にした。
同ドラマは、こやまゆかりの同名漫画が原作。夫・敦司(長谷川朝晴)の浮気をきっかけに一念発起した30歳子持ちの専業主婦・真琴(吹石)が、厳しいモデルの世界に足を踏み入れ、自問自答しながら輝きを手に入れていく姿を描く。9月18日(日)放送の3話では、一人前のモデルを目指してトレーニング中の真琴に、初めてのショーの仕事が舞い込む。服飾専門学校で行う小さなショーだが、真琴の気合は十分。モデルとしての自分を、いつも否定的な敦司に見てもらおうと発奮するのだが…。
ほかのキャストが続々とクランクアップする中、吹石は神奈川・横浜の結婚式場で、ドラマの最も重要なシーンとなる印象的なエンディングカットを撮り終え“やりきった”という晴れやかな表情を浮かべた。
吹石は「本当に1カ月半しかなかったのかと思うくらい、濃密な“バラ色漬け”の日々を送りました。やはり女である限り、おばあちゃんになってもバラをまとって生きていきたいと、このドラマを通して思うようになりました。ウオーキングレッスンで教わったことは、これから女優を続ける上で必ず糧になると思いますし、28歳の最後に大きなプレゼントをいただいた気分です」と笑顔で振り返った。
また、早朝からの撮影が続いたことから「明日から漁師さんのような時間に起きなくてもよくなるんですけど、でも、きっと不安で起きちゃうと思う(笑)」と、ドラマの“後遺症”を心配していた。
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