テレビ朝日系で、10月クールの日曜ナイトプレミア枠で放送されるドラマ「俺の空 刑事編」が、いよいよクランクイン。主演オーディションで約2700人の中から選ばれた、主人公・安田一平役の庄野崎謙が人生初のドラマ撮影に挑んだ。
東京・上野の東京国立博物館で本編撮影がスタートした。庄野崎は、安田家の大広間という設定で使われる館内で、日本屈指の財閥「安田グループ」の御曹司・一平が刑事になるにあたり、父・清十郎(大杉漣)に正式なあいさつをする場面を撮影。大先輩である大杉のみならず、約30人もの安田家の重鎮が並ぶ室内という独特の雰囲気の中、紋付羽織袴姿で一平にふんした庄野崎は緊張感漂うシーンの撮影を敢行した。
庄野崎は「昨夜は緊張のあまりベッドに入ってから2時間近く眠れませんでした」と緊張の面持ちだったが、撮影はスムーズに進行し、これといったNGを出すこともなく初日は終了した。快調に初日を終えた庄野崎は「朝は遅刻しないように6時には起きたので、ちょっと寝不足かなと思ったんですけど、1日目ということで思った以上に気合いが入っていたのか、スムーズにガッツを入れることができました。いいコンディションで初日を迎えられたと思います」とさわやかに振り返った。
大御所俳優が立ち並ぶ威圧感たっぷりのシーンの撮影に関しては「重鎮の方たちが左右に一列で並んでいるかと思ってたんですけど、実際には二列ずつで想像より列の長さが短かったので、逆にホッとしたんです。大杉漣さんと初めてご一緒することに対しても、すごく緊張していたんですけど、座り位置に距離があったので、本番ではそれほど緊張せずに済みました。もっと近い距離だったら、極度に緊張してしまったかもしれませんけど(笑)」と語り、笑顔を披露する余裕も見せた。
新人とは思えぬ度胸の強さを見せた庄野崎は、翌日に行われた国仲涼子、高知東生、松重豊、泉谷しげる、永井大らレギュラー出演者がそろう警察署のシーンの撮影でも「緊張すらも楽しみに変わりつつあります!」と心強い発言を残し、ドラマの成功を予感させるスタートを切った。
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