最終選別の合格条件は、鬼殺の剣士が捕らえた鬼たちが閉じ込められている藤襲山で7日間生き延びること。若き剣士と、鬼の生き残りを懸けた戦いが始まる。炭治郎は、鱗滝左近次の下で身に付けた呼吸法と型で着実に鬼を斬っていく。炭治郎の2年にわたる鍛錬は無駄ではなかったが、藤襲山にはいるはずのない異形の鬼が現れる。
朝日が昇る頃、7日間の戦いの果てに生き残った剣士たちはたったの4人だった。生き抜いた炭治郎たちを出迎えた案内役からは、鬼殺隊についての説明が行われる。それぞれに鬼殺隊の隊服、伝令役となる鎹鴉が支給され、最後に、自身の日輪刀を造る玉鋼を選ぶことに。
鬼殺隊の隊服に身を包んだ炭治郎は、腰に日輪刀を携え、禰豆子が入った鱗滝特製の木箱を背負い北西の町に向かう。目的の町では毎夜少女が失踪しており、鬼殺隊の初任務として赴いた炭治郎は、そこで恋人をさらわれ、憔悴(しょうすい)しきっている和巳と出会う。近くに鬼の匂いを感じるが、鬼の姿はどこにも見えず、炭治郎は不穏な事件に鬼の影を疑う。
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