そもそも大坪氏が空中ディスプレイを思いついたのは新幹線の車内。車窓を流れる景色を、別の場所で見ることができたら楽しいだろうと考えたことが発端だったという。
大坪氏は、自ら空中ディスプレイの基本を披露。空間に立体感あふれる映像が浮かび上がる。
だが、机上の設計を商品化することは容易くはなかった。すでに実用化は始まっているものの、さらに精度を上げるためには、まだまだ高い壁があった。企業秘密だらけの工場には、大坪氏と若きスタッフたちの闘いがある。
SF映画の世界を現実に引き寄せる男でありながら、スマホの扱いは不得手。アイデアを守るために特許の取得に奔走する姿には、天才ならではの苦労がのぞく。
世界を変える画期的な技術を開発した大坪氏だが、まだ世の中にないアイデアを持っているという。あくなき夢の実現に向かって進む技術者の素顔に迫る。
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