西野亮廣、窪田正孝や芦田愛菜とプチ文通「現場でお礼を言うのは恥ずかしくて(笑)」

2020/10/27 00:49 配信

映画

映画「えんとつ町のプペル」ハロウィンスぺシャルイベントより芦田愛菜


西野「1分半のCMでも芦田さんが叫ぶのを聞くと泣けます」


また、ルビッチを演じて感じたことについて、芦田は「空に星があるか分からないけど、ないかどうかも分からない!みたいなせりふがすごく好きで…。自分にはこれはできないって決めつけちゃうのは自分だから、何でも決めつけずにやってみようっていう風に思えて心に響きました」と回答。

西野は「この映画の1分半のCMで芦田さんが叫ぶのを聞くと泣いちゃうんですよ。あの強さは芦田さんにしか出せないだろうなと思います。あそこで泣いたっていう人の声が本当にあって。CMで泣くって、なかなかないですよ。主役を背負える人の声なんだなと思いました」と絶賛した。

最後に締めのコメントを振られた芦田は「この作品の中でみんなと協力して困難を乗り越えるシーンがあるんですけど、そこを見ていて友だちや仲間がいることの素敵さを感じました。一人じゃできないことも同じ思いを持つみんなとなら乗り越えられる。信じ合う大切さを皆さんにも感じていただけたら」とコメント。

窪田は「プペルとルビッチの関係は心洗われるくらいピュアでまぶしいです。キャストの皆さんもとても豪華な大作。今年はコロナでネガティブな感情がうごめいてますけど、この映画で気持ちが救われると思います。そういうパワーが宿っているので、ぜひ幅広い方に見ていただけたらうれしいです」とアピールした。

また、西野は「高所恐怖症のルビッチがはしごを上っているときに下を見てしまってグラグラっと揺れてしまうシーンがあるんですけど、そこでお父さんのブルーノが『下を見るから揺れるんだ。とにかく上を見ろ』って言うせりふがあるんですよ。夢や希望がなくなった時点で一気に精神が不安定になるという比喩ですけど、今年2020年はそんな夢や希望が必要だということが証明された時代。この映画はそういうことを伝えられる作品になっていると思います。ぜひ劇場まで足を運んでください」と言って、イベントを締めくくった。

取材・文=青木孝司