石原さとみ、堤真一、速水もこみちらがNHKの本格ドラマに挑む！

NHK総合にて、10月から'12年1月にかけて放送される新作ドラマのラインナップが5本決定した。従来、土曜の夜9時から放送されていた「土曜ドラマ」の枠が「土曜ドラマスペシャル」として生まれ変わり、より一層の見応えとスペシャル感にあふれたラインナップとなっている

10月1日(土)から3週連続で放送されるのは、松下グループの創業者・松下幸之助と妻・むめのの半生を描いた「神様の女房」。主演は常盤貴子と筒井道隆。むめのを演じる常盤が「松下さんの著書には載っていない日常が知れるので、松下幸之助フリークの方にも楽しんでもらえるドラマ」と自信満々に語る作品だ。

11月5日(土)、12日(土)に放送が決定したのは、石原さとみ主演の「使命と魂のリミット」。東野圭吾原作のサスペンス巨編で、謎の脅迫犯に狙われた病院で困難な手術に挑む医師の奮闘が描かれる。ほか、速水もこみち、吹越満、倉科カナ、中尾彬、永島敏行、高島礼子、舘ひろしら豪華俳優陣が物語を彩る。

11月19日(土)、26日(土)には、宮崎あおい主演の「蝶々さん～最後の武士の娘～」を放送。同ドラマの舞台は長崎。長崎を訪れた宮崎は「本当に素敵な街でした」と語り、充実した撮影を終えた様子。大河ドラマ「篤姫」以来のドラマ出演となる宮崎の演技に期待が高まる。

さらに、'12年1月7日(土)、14日(土)に放送が追加発表された「とんび」。直木賞作家・重松清の小説をドラマ化したもので、妻を亡くした男がひとり息子を不器用ながらも真っすぐに育てていく感動の物語。堤真一を始め、小泉今日子、古田新太、池松壮亮、西田尚美、塚地武雅、平田満、神山繁ら実力派俳優たちがストーリーを盛り上げる。

同じく'12年1月(日にちは未定)に放送予定の「キルトの家」。数々の名作ドラマを送り出してきた名脚本家・山田太一がストーリーを担当。都会の団地に取り残された孤独な老人たちと、安住の地を求め被災地から東京に来た若夫婦が絆を築いていく姿を描く。出演は、山崎努、松坂慶子、杏、三浦貴大ら。

これまでの「土曜ドラマ」とは一味違う「土曜ドラマスペシャル」。担当ディレクターは「より幅広い視聴者層に向けて感動をお届けしていきたいと思っております。どうぞご期待ください」と意気込みをアピールしている。