「篤姫」の宮崎あおい&堺雅人コンビが復活!「長続きする夫婦のお手本ですね」

2011/09/28 23:22 配信

映画

映画「ツレがうつになりまして。」の完成披露イベントに出席した宮崎あおいと堺雅人(写真左から)

10月8日(土)から公開される映画「ツレがうつになりまして。」の完成披露イベントが9月27日、都内で行われ、宮崎あおいと堺雅人が登壇した。

同作は、漫画家・細川貂々が自身の実体験をつづったコミックエッセーを実写映画化した人間ドラマ。ある日突然、うつ病になった夫・幹夫(堺)と彼を支える妻の晴子(宮崎)の闘病生活をユーモアたっぷりに描く。

妻で売れない漫画家の晴子(通称ハル)を演じた宮崎は、思い入れのあるシーンについて「教会のシーンが印象的ですね。それと、家のセットもすごく良かった。本当に自分の家にいるような気持ちになれて、あのセットだからこそできたお芝居もいっぱいあります」と振り返った。劇中で描かれる夫婦の関係性については「お互いに相手のことを大切にしているけど、自分のペースは崩さないようにしている。それぞれが無理のない速度で歩いているから、変なプレッシャーを感じることもない。まさに長続きする夫婦のお手本ですね」と分析。

真面目過ぎる性格が災いして、うつ病になってしまう夫・幹雄(通称ツレ)を演じた堺は、「あおいちゃんとは以前にも共演経験があるので、お芝居には全幅の信頼を置いてます。彼女と一緒だと“何かができる”というよりも、芝居からいらない要素をどんどん省いていくことができるんです。今作では特に、そういった点が良い効果を生んでいるのではないでしょうか」と明かした。さらに“今後、別の作品で宮崎と共演するとしたら、どんな役を演じたいか”を聞かれると「これまで2度に渡って夫婦を演じてきたので、次の作品でも夫婦役をやりたいですね。同じ俳優で、いろんなパターンの夫婦像を表現するなんて、今までなかったんじゃないかな?」と意気込みを見せた。