三谷幸喜&本広克行がタッグ!舞台 「国民の映画」が待望の映像化!

2011/10/03 04:00 配信

芸能一般

待望の映像化が実現した舞台「国民の映画」

2011年、三谷幸喜の舞台作品として話題作となった「国民の映画」が、映像監督として「踊る大捜査線」シリーズの監督で知られる本広克行を迎えてDVD化されることが発表された。

本作は小日向文世、段田安則、白井晃、石田ゆり子、シルビア・グラブ、新妻聖子、今井朋彦、小林隆、平岳大、吉田羊、小林勝也、風間杜夫という12人の豪華キャストの共演で、チケット前売り前から話題になった作品。ことしの第19回読売演芸大賞の中間選考においては、2011年上半期の作品賞候補に選出され、そのほか、演出家賞に三谷幸喜、男優賞に小日向文世、段田安則、女優賞にシルビア・グラブが候補に挙がるなど、非常に高い評価を得ている。

今回のDVD化は三谷幸喜たっての希望で、映像監督として本広克行が迎えられ、全公演終了後にすべての美術セットをスタジオに持ち込んで別収録するという異例の方法がとられている。収録は2日間にわたり、クレーンカメラ、ステディカムなど通常の舞台中継ではありえない機材を使用。スタッフミーティング、稽古場、本番すべてに足を運び、台本を読み込み抜いた本広監督ならではの映像演出で、舞台中継でも映画でもない、新しいジャンルの映像が完成させた。

特典映像にはスタッフミーティングからスチール撮影、稽古初日の顔合わせ、東京公演千秋楽、スタジオ収録風景など、TV用に収録した素材から個人カメラの映像まで、あらゆる映像を集めて作成した「国民の映画」公演ドキュメントがおさめられている。さらに、本編副音声コメンタリーでは、三谷幸喜と本広克行が本編を見ながら、3時間、映画に関するマニアックトークを展開。本作プロデューサーは「これまでの副音声コメンタリーで一番面白い!」と自信を表したコメントをしている。