テレビ朝日系で10月5日(水)から夜11:15枠に進出し、全国放送となる「マツコ&有吉の怒り新党」の記者会見が4日行われ、出演者のマツコ・デラックス、有吉弘行、夏目三久が出席した。
同番組は、“怒り新党”を立ち上げたマツコ(幹事長)&有吉(政調会長)&夏目(総裁秘書)が、視聴者から寄せられた「ちょっと腹が立つけど、これって怒ってもいいですか?」という内容の怒りメールを基にトークを展開するバラエティー。深夜1:21-1:51枠でスタートした4月から、マツコと有吉の独自観点があふれた意見や、異色の3人の掛け合いが話題となり、高視聴率を獲得してきた。
“支持率アップ”の要因についてマツコは「夏目効果。夏目ちゃんのフラメンコを見たければ、視聴率6%超えろって言ったら本当に超えちゃって、挙句の果てには7%取っちゃったんだから」と分析。だが、「保身のために言いますけど、真夜中に7%取れたからって、11時台で15%取れるとは限りませんよ!」と吠えた。有吉は「当初は、マツコさんと僕が怒らないので生ぬるい番組だと批判がありましたけど、今では生ぬるい感じがいいとよく言われます。この番組くらいですよ、僕らが怒っていないのは。でも、11時台ではもうちょっとマツコさんにバチバチ仕掛けていきたいですね」と話すと、マツコは「別々の道を歩んできて傷を負った3人が癒やし合いながらやっていきたいのに」と現状維持を訴えた。
また、今後の“公約”を聞かれたマツコは「理想を言えば居心地のいい1時台に戻りたい。でも、この番組はもうそんなゆるいことを言っている状況ではないらしく、初めてちゃんと“仕事”をしてます」とプレッシャーを感じていることを告白。すると、有吉は「こうなったらやけくそで、この番組をゴールデンに持っていってやりましょうよ!」と意気込んだ。だが、その後に夏目が「のらりくらりと、気付いたら長く続いたなという番組になればいいなと思います」とテンションの違いを露呈。有吉は「他人事なんだよな、あいつ!」と夏目を攻めていた。
さらに、会見内で「有吉弘行の毒舌まんじゅう」発売決定の発表が行われた。有吉をモデルに政治家風に仕上げたもので、12個のうち1個が激辛まんじゅうとなっている。有吉の一言から作られたが3人は知らされておらず、有吉は「非常にセンスが悪いですね」と苦笑。また、衆議院議員会館でも販売されることを知ると「そんな努力いります?」とあきれていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)