昨年の9月からことしの4月までNHK総合で放送された、瀧本美織主演の連続テレビ小説「てっぱん」の番外編「イブ・ラブ・ライブ(仮)」の制作が決定した。内容は、趙民和が演じるかつお店の社長・浜野一を主役にした物語で、あかり(瀧本美織)や、滝沢(長田成哉)など、おなじみのてっぱんメンバーに加え、新キャラクターも登場する。
お見合い話が持ち上がっていた浜野は、身を固めて社長業に専念するため、クリスマス・イブのライブで商店街ブラスバンドを引退しようとしていた。しかし、岩崎(柏原収史)や根本(松田悟志)らが心配する中、浜野は決心がつかずに悩んでいた。そんな浜野を励ましていたのが幼なじみでふとん店の娘・鈴江(馬場園梓)。それでも浜野はぐずぐずと踏ん切りがつかないまま開演時間は迫り、あかりや滝沢たちのそれぞれの思いも交錯していく。
半年ぶりにあかりを演じることになった瀧本は「ただいま帰ってまいりました(笑)。久しぶりの尾道弁のセリフだったのでドキドキしてたんですけど、なんとかうまくしゃべれました(笑)。馬場園さんとは初めてお会いしました。もう『あずちゃん』と呼んで仲良くしていただいています。このメンバーでまた新しい『てっぱん』を見ていただけたらうれしいなぁと思います。楽しみにしていてください」と変わらぬてっぱんの雰囲気を楽しんでいる様子。今回、主役に抜擢された趙は「自分が主役である番外編の台本を読んでビックリしまして、浜野は(女性に対してフラフラして)こんなにダメかと思いました(笑)。このドラマでダメなりにも愛せるダメ男をせいいっぱい演じていきたいと思います」と意気込みを語った。
今回、初めててっぱんメンバーに仲間入りした馬場園は「こういうドラマの仕事は初めてですので、まったく何をやっていいのかわからなくて。ドラマに関してはもう素人ですから、皆さんの胸を借りつつ演じさせていただいています」と控えめなコメントをした。てっぱんファミリーの雰囲気について「共演者の皆さんはすごく心温かく迎え入れてくれて、話しやすい雰囲気です。美織ちゃんもすぐに『あずちゃん』と呼んでくれて、私も『みおりん』と呼ばせていただいて、和気あいあいと楽しくさせていただいてます」と早くも現場に慣れ親しむ様子をみせていた。
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