「今回はいつになく真面目です」沢村一樹が「DOCTORS」会見でまさかの真面目宣言!?

2011/10/24 18:35 配信

ドラマ

会見には沢村一樹、脚本家・福田靖氏ら総勢11名が出席した

テレビ朝日系で、10月27日(木)にスタートするドラマ「DOCTORS~最強の名医~」の制作発表記者会見が10月24日に都内で行われ、出演者の沢村一樹、高嶋政伸、比嘉愛未、黒川智花、正名僕蔵、滝沢沙織、敦士、小野武彦、伊藤蘭、野際陽子、そして脚本家の福田靖氏が出席した。

同ドラマは、経営のことばかりで医師たちの本当の姿が見えない院長、患者の死に何も感じない外科医、株に夢中な外科医ら、使命を見失った医師ばかりが集まる総合病院に、沢村演じる天才外科医・相良が“メス”を入れる本格医療ドラマ。医師である前に真っ当な人間でありたいという信念を持った相良医師が、ほかの医師たちと対立を繰り返しながら腐りかけた病院の再生に挑む。

主演の沢村は「今回はいつになく真面目にやっています。後ろに福田さんがいるからあえて言いますけど、脚本が非常に面白くて、本当にプレッシャーを感じながらやらせていただいています。今回は本当に真面目にやらせていただいているので、おかげで下ネタが下手になりました。(野際にツッこまれ)え、前からうまくなかったってどういうことですか!(笑) 普段ドラマが大好きな方に見ていただきたいというより、普段一生懸命仕事をしていて、それでも仕事がうまくいかない、人間関係でちょっと悩んでいるっていう人たちに見ていただきたいです。相良浩介という医師がいろんな手を使って、時には人をあざむいたりして、目標を達成していく姿が仕事で行き詰っている人の何か助けに、ヒントになるんじゃないかと思い、頑張っています」とアピールした。

沢村演じる相良医師のライバル、森山医師役の高嶋は「相良先生と敵対する、病院長の甥っ子を演じています。役自体が現代の医療が抱える問題をそのまま象徴したような人物で、非常に癖があるイヤな役です。ですから普段からとても目付きが悪くなっていると自分では思っていますが、この3カ月間は目付きの悪いままでがんばっていこうと思います。沢村さんのファンから道端で刺されるくらい嫌われる敵役になりたいと思っています」と意気込みを語った。

脚本を担当する福田氏は「大河も終わり、僕にとっては折り返し地点で、新しい挑戦をしようというのがこの作品です。そこで何か目新しいものを! とも思ったんですけど、王道の医療ドラマに挑戦してみました。たくさんそういうドラマはありますけど、それでも面白い、こんなドラマができるんだっていうテーマになっていると思うので、期待してください」と自信をのぞかせた。

一方、司会者から今回のドラマに臨む上で取り組んでいることについて、看護師・佐知役の比嘉は「沢村さんのあのお話(下ネタ)に耐えるということと(笑)、沢村さんってトークがお上手で、話しているとついつい本心というか本音というか、奥の奥まで掘り下げられて何でも言っちゃいそうになるんです。なので、それを自分でもセーブするよう抑えています。だから沢村さんに引き出されないようにしています(笑)」と沢村を“警戒”すると、沢村は「(比嘉は)本当、僕に接する時の警戒心たるやすごいですよ…」と寂しそうに嘆いていた。