NHK Eテレで来年1月7日(土)から放送される新番組「アンジェラ・アキのSONG BOOK in English」の取材会がNHK放送センターで行われ、出演者のアンジェラ・アキ、大杉正明氏、クリス・ペプラー、南沢奈央が出席した。
同番組は、名曲を通して生きた英語を学べる新ジャンルの英語教養エンターテインメント番組。ビリー・ジョエルやマドンナなど、誰でも口ずさんだことのあるような名曲を題材に、アンジェラの名曲カバーの創作過程をいしょに体験できる内容となっている。
アンジェラは、名曲を通して英語を学んだ経験について「例えばビリー・ジョエルの『Honesty』とかでも、初めて15歳の時にラジオで聞いたのを今でも覚えてるんですよね。分からない言葉をカセットに録音して何回も聴き直して普通に辞書を引いて赤ペンで引いて『あっ!これこういう意味なんや~!!』と解釈していくという学び方をしました。学んだ曲が身近なものになっていくので、こういう番組を通して英語の授業というだけじゃなくて、すごいパーソナルなものになっていく体験をしてもらえたらなぁと思います」と語った。さらに、自身の「英語の名曲の日本語カバー」について「カバーをやるということが、私の今のライフワークだという風に考えていて、名曲を自分なりに解釈して新たな日本語の歌詞をつくる、まさにカバーでありながらオリジナルであるというこのスタンスをとり続けるのは自分にもすごくインスピレーションが沸く作業です」と笑顔で話した。
担当プロデューサーの田中瑞人氏は「アンジェラさんの視点と、音楽的にも深みのあるものにしたいということで、クリスさんに曲の時代背景や文化などの情報を入れていただきつつ、英語の学習という観点から、大杉正明先生に解説を加えていただくなど、非常に多角的な番組となっています。南沢奈央さんには、学生とアンジェラさんとの翻訳ワークショップでの学生代表として、実際に曲の翻訳に挑戦してもらっています」とそれぞれの役割を説明。
現在、妊娠6カ月半のアンジェラは、実際に産休に入るギリギリまで収録を続けていく予定だ。
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