「グラン・ジュテ ~私が跳んだ日~」が11月3日(木)、NHK Eテレにて放送される。
同番組は、さまざまな分野で輝く女性たちが挫折から“飛躍”する姿を描くドキュメンタリー番組で、グラン・ジュテとは、バレエ用語で“飛躍”を意味する。
今回は女優・木村多江が出演。NHK総合で、11月1日から始まった「カレ、夫、男友達」にも主人公の姉役として出演し、高い演技力で存在感を示している。
小宮忠幸プロデューサーは「1年前から木村さんの仕事現場に出向き、取材を続けてきました。今回のテーマは『家族への複雑な感情』です。長い期間取材を重ねたことで、木村さんとの間で信頼関係ができました。ご家族に対する複雑な葛藤を素直に語ってくれたと思います。話の中には『ここまで話すの!?』という内容もありました。メディアで話すのは初めてという話もあります。『自分がなかなか好きになれない』『生きるためのヒントが欲しい』と日々の生活に悩む方にも共感していただける内容だと思います」と番組の見どころを語った。
番組では、木村の学生時代から現在までを紹介。木村は、大学進学を望む父親に背き、ミュージカル専門学校へ進学、その後父親が急死したために、「自分が父の意志に背いたことが原因で死に追いやった」と自責の念から自分を否定し傷つける毎日が続いた。だが、祖母の存在によって、大きかった自分への怒りが、ゆっくりと着実に消えていった。女優・木村多江の現在までの心の葛藤から“飛躍”する姿を描いていく。
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