東京国際アニメフェア2012で「声優甲子園」「アニソン紅白」詳細発表！

経済産業省および一般社団法人日本法人日本動画協会は、10月27日と28日の2日間、秋葉原UDXのアキバ・スクエアで、アニメビジネスの最新情報を国内外に発信するための「東京国際アニメ祭 2011 秋 アニメ ビジネスマッチング＆カンファレンス」を開催した。現在急速に普及しているスマートフォンに対応したアニメ関連サービスの情報や、日本の有望な輸出産業としてのアニメの可能性などの最新情報を集結させ、サンライズや、バンダイビジュアルなど、大手各社が展示ゾーンや、プレゼンテーションゾーンを設け、ビジネスマッチングを促進した。

イベント初日の27日、会場の特設ルームで「声優甲子園2011」の開催が発表された。「声優甲子園」は、声を使って表現すること・伝えることに感心を持つ全国の中高生を対象とした声の祭典で、'10年まで高校生アニメフェアのボイスアクト部門として開催され、多くの若い才能を排出してきた。ことしは「声優甲子園」としてリニューアルされ、これまでのアニメシナリオ部門に加え、朗読部門、歌唱部門を新設し、さらに多くの可能性を秘めた学生を発掘することを目的としている。発表会見には、アニメ、吹替え、ゲームなどで活躍する声優の江口拓也が登場し、声優を目指す中高生に向けてメッセージを贈った。「ぼく自身、声優になったきっかけがオーディションなんですが、きっかけは大切だと思います。今回は中高生の皆様を対象に、プロの方に実際自分の演技を見ていただける機会ができたということで、これから自分が声優を目指そうと思うのであれば、一つのいいきっかけになるのではないのかなと思います。皆さんぜひ頑張ってください」とコメントした。

さらに特設ルームでは、ことしの年末に行われる「KINGRUN アニソン紅白2011」の詳細発表も行われた。「アニソン紅白」はことしで第3回を迎える12月31日（土）の年越し音楽イベントで、'10年と'11年のヒットソングを中心に紅白10組ほどが歌を披露する大型イベントである。ことしは10月1日に開局したBSスカパー!で、BSアンテナを持つ家庭であれば誰でも無料で視聴することができることとなった。チケットは11月12日（土）の10時からローソンチケットほかで、一般発売。また、10月31日（月）の15時からローソンチケットで先行発売が行われる。