松村武率いる劇団カムカムミニキーナの新作「かざかみパンチ」が、11月3日(木・祝)、東京公演を皮切りにスタート大阪、長崎、名古屋、奈良と全国ツアーを展開する。「2000年前を想像する事で、2000年後の未来を想像する」をテーマに、遥か大昔にスサノオが築いた「かざかみの国」を求めて旅をする一人の男の話を描く。
さまざまな方向性や思惑を抱える劇団員たちによって、分裂寸前の劇団。その主宰・松川武太郎は、ある武道家を描く新作で起死回生を図ろうと、故郷にいる遠距離の恋人に企画書を送って反応を探る。だが、松川の思いと裏腹に、劇団の分裂は進んでいく、というストーリーだ。
キャストには、ドラマ、映画、舞台と多方面での活躍も著しい、看板俳優・八嶋智人、みずからユニットを立ち上げ、客演も多い看板女優・藤田記子、ほか個性派劇団員が並ぶ。さらに、南河内万歳一座の河野洋一郎、'02年、'04年とカムカムミニキーナを経験済みの久ヶ沢徹が名を連ねる。
リアル演出が主流といわれる演劇界において、演劇的演出にこだわり続ける松村が壮大なストーリーを1年ぶりに魅せてくれる。
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