石原さとみがドラマで見せた新たな一面とは!?

2011/11/03 13:06 配信

ドラマ

「使命と魂のリミット」出演者・倉科カナ、石原さとみ、吹越満(写真左から)

NHK総合にて11月5日(土)、12日(土)に放送される「使命と魂のリミット」(前・後編)の会見が行われ、出演者の石原さとみ吹越満倉科カナが登場し、放送を迎えての意気込みを語った。

同作は、東野圭吾の同名小説を映像化した医療サスペンス。大学病院内の心臓血管外科を舞台に、研修医・夕紀(石原)が自分の父の死の謎に向き合いながら、爆破予告に揺れる病院の中で困難な手術に挑む姿を描く。

主演の石原は「私こんな顔してたんだなと驚きました。たぶんそれぐらい本当に集中できた作品なんだと思います。本当にいい作品だなと心から思いました。こんなに集中できる現場ってあんまりないなと思って、振り返ってみると幸せだなと感じます」と出演した感想を述べた。また、刑事役を演じる吹越は「現場ではいつになく台詞を覚えて、監督の指示通りに演技をするだけではなくて、ひょっとしたら余計なことかもと思えるような発言をしたりもしながら、監督と話をし、今までになく俳優としての使命を果せたのでは」と現場での真剣な様子を明らかにした。

倉科は出演について「私は俳優としてまだまだ一人前の演技はできなくて、悩んだ時期もありましたけど、でも監督が本当に愛情深く演出をして下さって、だからこそもっと頑張りたいなと『どうやったらさっきのシーン良くなりますかね』と監督に聞いたこともありました。監督は『良くなるためとかではなく、カメラを通じて気持ちが伝わってきたらいいんだよ』と言ってくださって、まだまだ未熟でももっと演技を頑張っていきたいなと思いました」と演技への思いを語った。

石原は、完成した作品の感想を「スナップ写真とかメイキング映像とかそうゆうもので見た自分じゃなくて、お母さんと家のシーンで『そうだよね。お母さんはお父さんとは他人だもんね』っていう台詞のシーンの顔は自分の中で、印象に残ってますね。こうゆう顔をしている自分に驚きました」と自身も知らなかった新たな一面に驚いていた。