話題作がズラリと並んだ“土9”で「火車」が17%と高視聴率を記録!

2011/11/07 13:40 配信

ドラマ

休職中の刑事・本間を熱演した上川隆也

テレビ朝日系で、11月5日に放送された上川隆也主演の傑作ミステリー「ドラマスペシャル『火車』」の平均視聴率が17.0%を記録したことが分かった。(数字はビデオリサーチ調べ 関東地区)

同時間帯には日本テレビ系で、KAT-TUN・亀梨和也主演の人気ドラマ「妖怪人間ベム」(15.8%)、フジテレビ系では公開中の映画「ステキな金縛り」のスピンオフドラマ「ステキな隠し撮り~完全無欠のコンシェルジュ」(9.1%)、NHK総合は東野圭吾原作のSPドラマ「使命と魂のリミット・前編」(6.7%)と、話題作がめじろ押しだったが、「火車」が横並びトップの高視聴率を記録した。(数字はいずれもビデオリサーチ調べ 関東地区)

「火車」は、バブル崩壊直後の'92年を舞台に据え、人々をもてあそんだ“バブル”という華やかな時代に、休職中の捜査一課刑事・本間(上川)が、遠縁の男性・栗坂(渡辺大)から失跡した婚約者・彰子を探して欲しいと頼まれたところから物語は始まる。彰子には自己破産した経歴があり、彰子の過去をたどって調査を開始した本間は、自己破産の手続きを担当した弁護士・溝口(笹野高史)の元へ。しかし、そこで本間が探している彰子という女性は、本物の彰子ではなく、別の何者かが入れ替わっていたことが発覚する…というストーリー。

原作は宮部みゆき氏が'92年に発表し、「山本周五郎賞」を受賞した同名の大ベストセラー作品。休職中の刑事・本間を上川、彰子に成り代わった謎の美女・新城喬子を佐々木希、本間の相棒・碇刑事を寺脇康文が熱演。ほか、笹野高史、鈴木浩介、田畑智子ら演技派俳優が多数出演した。