テレビ東京系で放送中のバラエティー番組「開運!なんでも鑑定団」が11月22日(火)に放送900回を迎える。それを記念した取材会が11月5日、都内で行われ、司会者の石坂浩二、今田耕司、吉田真由子、鑑定士の中島誠之助氏、北原照久氏、安河内眞美氏、阿藤芳樹氏、永井龍之介氏が登場した。
同番組は、依頼を受けた“お宝”の歴史的・資料的・金銭的価格を鑑定すると同時に、そのお宝とのエピソードや、人々の思いを伝えていく鑑定バラエティー。11月22日(火)に放送される900回記念では「史上最強のお宝大集合!放送900回記念スペシャル」と題し、とてつもないお宝が続々と登場する。坂本龍馬が書いたという書状や、中華世界の最終皇帝“ラストエンペラー”として知られている愛新覚羅溥儀からもらったというノートの鑑定が行われる。
番組開始から司会者を務める石坂は「番組を始めた当初はこんな長く続くものとは全く思っていませんでした。見て下さる方から応募がたくさん寄せられて、それによって支えられてきたと思いますね。あと、個人的なことと言えば、収録中はわりとよくしゃべってるんですが、OAだとよくカットされるんです。先代の司会者の時には、ほとんど無口だったという印象があったと思うんですけど、実はしゃべってたんですよ。余計なことばっかり言っていたもんですから(笑)。今田さんを迎えて、能弁なところを見せていこうと思っています」と意気込んだ。
この秋から新たに新司会者として参入した今田は「番組をやっていて実感するのは、とにかくスポーツジムで声を掛けられる層が広がったことですね。年齢がすごい上の方とエレベーターで一緒なった時に『“鑑定団”が好きでいつも見てるの。あなたが司会になってからここでお会いして、すごく近くに感じるわ』って言っていただいたり。今まであんまり声を掛けていただけなかった方からも声を掛けていただけるようになったので、非常にうれしく思っております」と明かした。
また、吉田は「番組が始まって半年後から参加させていただいています。900回っていう数字で言われるとすごく長く感じるんですが、いつも皆さんと一緒にいるのであっという間でした。自分の年齢も変わっていない気分でやらせていただいています」とコメントした。
さらに、印象に残っているお宝について聞かれた今田は「まだ21回しか収録やっていない僕に聞きますか!?(笑)」と会場を沸かせ、続けて「お宝というよりも、お宝のエピソードに魅力を感じますね。前回の収録で、ご夫婦で美術館を訪ねたら、自分たちが持っている浮世絵と同じシリーズのものがあって、もしかしたらと思って“鑑定団”に出してみたって。絵とかに関しての専門的な目はないんですけど、エピソードがやっぱりすごく好きですね」と語った。
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