ドラマ「ろくでなしBLUES」のDVD-BOX発売を記念し、11月6日に都内にてトークショーが行われた。トークショーには、ドラマの出演者である松本利夫(MATSU from EXILE)、KENCHI(EXILE)、劇団EXILEのメンバーの青柳翔、小澤雄太、春川恭亮、秋山真太郎らが出席した。
同作は、ケンカ漫画のバイブルとして圧倒的な人気を誇る漫画「ろくでなしBLUES」を基に'11年にドラマ化。劇団EXILEが連続ドラマ初主演し、EXILEの松本やKENCHIの出演で注目を集めた。
トークショーで印象に残っているシーンについて聞かれた松本は、「僕にとって青柳君は後輩なんですが、ストーリーの中で青柳君にバックドロップをされるシーンがあったんです」と話し、その時の心境を青柳は「やっぱり、普段ありえないことなのでものすごく緊張しましたね」と、緊張して撮影に臨み、リハーサルを含めて3回バックドロップをしていたことを明かした。また、ドラマの撮影中にプロボクサーの試験に合格した春川は、会場でシャドーボクシングを披露。本番の格闘シーンでは、「僕はほとんど殴る側の役だったんですけど、顔以外はほぼ(実際に)殴ってましたね」と告白し、青柳は「やめてほしいですよね(笑)」と殴られた側としての気持ちを話した。
役作りに関して小澤は、「僕が演じた山下勝嗣は、もともと原作ではパンチパーマだったんですが、今回のドラマでは現代風にやるということで、自分の高校生時代を思い出して役作りしました」と語り、秋山は「撮影中は基本的に青柳との絡みが多かったんですが、青柳とは普段から芝居を一緒にやっているので、結構アドリブをいっぱい入れて楽しく演じていました」と撮影を楽しんでいた様子。秋山は、質問コーナーで休日の過ごし方を聞かれ、「僕は洗濯してますね」と意外な過ごし方を語り、青柳は「僕が秋山さんの家に遊びに行ったときは、毎日洗濯してるんですよ」と秋山の洗濯好きな一面を暴露していた。
最後に、小澤は「監督さんには『皆で仲良くして、ケンカしながらでもいいから本当にいいものを作ろう』と言っていただいて、僕らにとってすごくやりやすい環境でした。自分たちが言葉で伝えられないことを、情熱とかケンカとかの不器用な部分でお客さんに投げかけていたので、そういうところを考えながらDVDでもう一度見ていただけたらうれしいです」と力強く語り、松本は「『ろくでなしBLUES』の“2”ができることを願っています」と続編への期待とやる気を見せていた。
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