読売演劇大賞優秀作品賞、読売演劇大賞優秀演出家賞などを受賞している前川知大が作・演出を手掛ける劇団「イキウメ」の最新作「太陽」が11月10日から東京・青山円形劇場に開演。前川が得意とする日常に潜む”センス・オブ・ワンダー”にさらにSF色が強くなった作品となっている。「昼と夜に別れてしまった未来。強く若い肉体を手に入れた夜の住人と、彼らの登場によって『古く』なってしまった普通の人たち。今回は最初からSF」ですと前川自身も語る。
'06年の中編「双魚」をベースにしてできあがったという本作。世界的なバイオテロで拡散したウイルスで人口が激減、政治経済は混乱、社会基盤が破壊されてから身体に変異を起こした人々が登場して40年後、世の中はどうなったのか? 前川ワールドを劇団員の浜田信也、盛隆二、岩本幸子をはじめ、イキウメゲストとしてはおなじみの安井順平、有川マコトが盛り上げていく。
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