宮崎あおい、3年ぶりのドラマは言葉に苦労!?

2011/11/13 09:00 配信

ドラマ

原作・脚本の市川森一、出演者の西田敏行、宮崎あおい、 伊藤淳史、イーサン・ランドリー(写真左から)

11月19日・26日(土)にNHK総合より放送される「蝶々さん~最後の武士の娘~」の試写会が行われ、宮崎あおい、伊藤淳史、イーサン・ランドリー、西田敏行と原作・脚本の市川森一が出席した。

同ドラマは、世界中で上映されているオペラ「蝶々夫人」の日本人ヒロイン・お蝶(宮崎)の真実の愛を貫いた生きざまを描く物語。

主演の宮崎は、「3年ぶりにドラマに参加させていただいたんですが、とても緊張しましたし、すごくうれしくもありました。貴重な経験になりました」とドラマの出演について感想を述べた。

今回の役柄で話す英語や長崎ことばについて、お蝶を演じた宮﨑は「一番大変だったのが英語でしたが、イーサンと出会って、英語をもっと理解して台詞や日常的な会話などのコミュニケーションが取れるようになりたいと思えたので、出会えたことにとても感謝をしていますし、助けられました」と語った。また伊作を演じる伊藤も「長崎ことばと英語が本当に大変でした。でもあおいちゃんが最後まで本気でやり続ける姿を見て、自分が弱音を吐いている場合じゃないと思い、頑張りました」と出演者同士、支え合う現場での様子を明かした。

西田は宮崎の印象を「幅広いキャパシティーと柔らかな感性などいろんなものを豊かに持っている女優さんだと思います」と本人を前に絶賛した。

ドラマの見どころをイーサンは、「いろいろなキャラクターが重なり合って複雑な人間関係が描かれています。また、たくさんの登場人物たちの背景がすごく深く描かれていて、人生や人間を表しています。そんなところを感じ取っていただきたいです」と語った。