これで“フンフン”も見納め!? 「特命係長・只野仁」が来年1月にファイナル!

2011/11/16 05:00 配信

ドラマ

高橋克典の“只野アクション”もこれで見納め!

小気味良いアクションやお色気シーンが世の“お父さんたち”の心を捉えて離さない、テレビ朝日系の高橋克典主演ドラマ「特命係長・只野仁」が、10周年を迎える'12年の1月にSPドラマとして復活することが分かった。高橋は「本当は前回のシーズンで終わったつもりだったんですが、3月の震災を受け『明るく笑える楽しいドラマをやろう』という意気込みを持って、3年ぶりにみんなが集まりました」と復活の経緯を明かした。2夜連続放送で、これがファイナルとなる予定。

同作は、柳沢きみお氏の同名マンガが原作で、派手なアクションシーンやお色気シーン、事件の謎解きのスリルなどが相まって特に男性諸氏に人気を博す作品。ドラマとしては'03年に高橋を主演に迎え「シーズン1」がスタート。夜11時台の放送となる“金曜ナイトドラマ枠”としては異例の高視聴率を獲得し、最高視聴率17.0%も記録した。高橋のアクションはもちろん、永井大や蛯原友里など、若い世代に人気の出演者や、原作に負けず劣らずのお色気シーンを惜しみなく披露して、世の男性視聴者を釘付けにし、スペシャルドラマ化や木曜のゴールデン枠への進出、劇場版公開などを経て不動の地位を確立した。

1月放送の第一夜「景気のいい男」は、いたって真面目な電王堂社員が、最近やけに羽振りが良いといううわさが。夜な夜なクラブに足を運んではホステスたちに10万円単位のチップを与えたり、怪しさたっぷりのパンチラ喫茶に出入りしたりを繰り返しているという。早速、黒川会長(梅宮辰夫)の命を受けた只野(高橋)は、怪しい動きをする社員の調査を開始。そこで、彼の命を狙う不気味な集団の存在に気付く…。

第二夜の「封筒の中身」は、電王堂の出世頭で次期役員候補と目されていた社員・堀切が、突然飛び降り自殺をする。堀切のデスクには中身のない、謎の「黒い封筒」が何通も残されていた。働き盛りで部下からの人望も厚かった堀切が自殺するとは思えない黒川は、犯人が電王堂の内部にいると判断。只野が極秘で調査を開始すると、ある怪しい社員と、その背後にうごめく陰謀にたどり着く…。

主演の高橋は「今回の只野は成人病と闘うことになります。この設定がありなら、以降、僕がどれだけ太っても、あるいは体が衰えても続けることができるという下心がスタッフにはあるみたいですが、ファイナルはファイナル。僕の生涯の当たり役が只野では困りますから(笑)。シーズン1を始めた時は、まさかこんなに皆さんが好きになってくれるとは思いもしませんでしたが、今回もそのころと変わらずくだらないことを真面目に一生懸命やっています。ご期待の部分も自主規制を解いてそこそこ攻めていますので、ぜひご覧ください!」と胸を張った。