テレビ朝日では、単行本27巻、総売り上げ550万部を超える人気サッカー漫画「エリアの騎士」が、'12年の1月7日(土)より新設のアニメ枠でスタートすることが分かった。同局の松久智治プロデューサーは「青春まっさかりの10代の心をストレートに描く感動のアニメ『エリアの騎士』、ぜひご覧ください。心に必ず爽やかな風が駆け抜けます」とアピールした。
同作は、少年たちが中学・高校のサッカー部での活動を通じ、全国大会、さらにはその先の世界を目指す成長物語。主人公の駆(かける)、兄の傑(すぐる)、幼なじみのサッカー少女・奈々をはじめ、チームの仲間たち、他校のライバル、世界的プレーヤーなど、駆とその周りを取り巻く人物たちは全力で青春と向き合い、まばゆい輝きを放っている。駆と傑の強い絆や、温かく見守る家族愛、仲間やライバルたちとの友情、そして淡い恋心など、それらのエッセンスが物語に盛り込まれている。いわゆる“超人的プレーヤーの活躍”や“荒唐無稽な必殺技”のような現実離れした見せ場はないものの、あくまで現実の延長線上としての“ファンタジックなプレー”をリアルに描く。ストーリー展開に沿った丁寧なサッカー解説や基本ルールの説明も盛り込み、サッカーを良く知らない層もフォローしたアプローチを試みる。主人公の逢沢駆の声を三瓶由布子、逢沢傑の声を福山潤、ヒロイン・奈々の声を伊藤静が担当する。
また、駆を支える奈々は、サッカー部のマネジャーを務めるが、実は“リトル・ウイッチ”と称されるほどの天才サッカー少女。その後、なでしこジャパンの選手として活躍していく重要な登場人物。この時代に合ったタイミングで、奈々のなでしこジャパンでの活躍を惜しみなく描く。
松久プロデューサーは「何度もシーンを読み返す漫画に久しぶりに出合いました。兄弟の絆と奇跡の物語に思わずホロッとしました。主人公・駆がスター選手の兄・傑に抱く複雑な感情や、人生を揺るがす事故の経験を通じ、悩み、挫折を味わいながらも、兄の愛を胸に一歩一歩成長していく感動のストーリーです。注目は個性豊かな“イケメン”選手たちの華麗なるプレーと、駆を支えるヒロイン・奈々。“なでしこジャパン”での奈々の活躍は必見です!」と力を込めた。
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