いま、日本で最も面白い漫才師を決める大会「THE MANZAI2011」で、ビートたけしが“最高顧問”を務めることが分かった。
「THE MANZAI2011」は、かつて漫才ブームを巻き起こした伝説の番組「THE MANZAI」を大会という形で復活させたもの。応募総数1516組の中から選ばれた50組の“認定漫才師”たちが、現在東京、大阪、京都で計5回開催される「本戦サーキット」で熱戦を繰り広げている。12月17日(土)夜7時からフジテレビ系で生放送される決勝大会には「本戦サーキット」の上位15組と、当日行われる「ワイルドカード決定戦」を勝ち上がったもう1組の計16組が進出。優勝した漫才師には、フジテレビ系列のレギュラー番組が与えられる。さらに、司会はナインティナインの2人に決定している。
大会への参加を快諾したというたけしは「オイラたちの漫才ブームの時はそれまでの漫才のスタイルを変えたとか言われたんだけど、そもそも漫才ってのは“旬のもの”で、その時代ごとに世間でウケるネタやスタイルが変わるものなんだよね。いまが“旬”の漫才を間近で見られるってのはありがたい話だから、番組への出演を受けたんだ。ただし、審査員以外ならいいよって。というのは、ツービートで『THE MANZAI』に出ていた時、オイラたちの出番の前のコンビが客に大ウケしてると、すごいプレッシャーで押しつぶされそうになったんだよね。審査員をやるとあの時の緊張感が悪夢みたいに思い出されて漫才を満喫できないからさ」と“最高顧問”就任までの経緯を明かし「まぁそんな肩書きはどうでもよくて、とにかくおおいに笑わせてもらいに行くだけ。今からすごく楽しみにしてます」と期待を寄せている。
たけしが務める“最高顧問”は、復活する「THE MANZAI 2011」の象徴的な存在にして最高責任者という役割。'80年代に「THE MANZAI」で時代の寵児となり、一時代を築き上げた天才漫才師・ビートたけしが見守る中、日本で最も面白い漫才師が決定する。
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