向井理主演の'12年1月スタートのフジテレビ系火曜10時の新ドラマ「ハングリー!」に豪華キャストが出演することが分かった。同作品は、“ロック&フレンチ”をテーマに、現実と向き合いながら主人公が成長していく姿をコメディータッチで描く。
向井演じる“ドS”のフレンチシェフ・山手英介のライバル、敏腕実業家でレストランオーナー・麻生時男を稲垣吾郎が演じる。麻生は英介の母が経営していたフレンチレストラン「ル・プティシュ」を気に入り、英介の母が急死した直後、英介の父を騙して、休業中の「ル・プティシュ」を買い取ることに成功する。しまいには、シェフや店員たちも買収し、レストランごと乗っ取ってしまうというヒール役。ドラマのポスター撮影の際に稲垣は「キャストみんなで和気あいあいな感じをイメージして来ましたが、一人孤独にやりました(笑)。ドラマPRスポットの『まったく応援してないよ』というせりふは、僕の役柄を物語っているかもしれないですね」とコメント。レストランのオーナーという役どころについて、「『SMAP×SMAP』でレストランをやらせてもらっていて…。と言ってもオーナー役ではなく、オーナーの中居(正広)くんにこき使われるシェフですけど(笑)。イメージが沸いてきて、役作りも始めているので、楽しみですね。威厳があるようにやりたいです」と意気込みを語った。
さらに、英介を巡る恋の三角関係も描かれる。第一印象は「嫌な奴」の英介が、次第に気になり始める女子大学生・大楠千絵を瀧本美織が演じる。瀧本は「千絵は、天真らんまんでまっすぐで元気いっぱいな女の子だと思います。私と同じ大学生だし、等身大で演じられたら」と語り、初共演となる向井の印象について「優しそうな見た目で中身は九州男児のような男!って感じ。完全なイメージですけど(笑)」と笑顔で語る。一方、英介の3歳年上で銀行で働く英介の彼女・橘まりあ役を務める国仲涼子は、「今まで割と明るくて元気な役が多かったので今回みたいな大人の女性の役は、素直にうれしかったですね。恋人と自分との距離を感じてしまう点は、恋する現代女性みなさんに当てはまる部分だと思うので、私も大事に演じたいと思っています」と意気込む。2人はライバルとなるが、「ライバル視って感じではないと思うんですけど…とりあえず、元気さでは負けません!(笑)」(瀧本)、「きっと、大人には大人のプライドがあると思うので、悔しいと感じることもあると思いますが…負けたくないですよね(笑)。きっと同年代の女性は、まりあに共感してくれると思うんです。とにかく“30代、負けるな!! ”という気持ちになってもらいたいですね」(国仲)と早くも女の戦いがスタート。
そして、英介とロックミュージシャンを目指し、その後一緒にフレンチレストランの夢を追い掛けていく仲間を塚本高史と三浦翔平が演じる。塚本は、英介が率いていた元ロックバンド「ROCKHEAD」のギタリスト・住吉賢太を、「ROCKHEAD」のボーカル・平塚拓を三浦が演じる。ほか、英介の父親役に大杉漣、母親役に片平なぎさ、英介に「何の役にも立たない」とダメ出しされるレストランスタッフに片桐はいり、「ROCKHEAD」のマネージャーに鈴木砂羽と、超豪華メンバーが集結する。
豪華共演者について向井は「稲垣さんは、『SMAP×SMAP』でドラマを撮ったことはありましたけど、その時も悪役をやってもらったので、そのまんまのイメージです(笑)。瀧本さんと国仲さんは面識がないのですが、『みんな朝ドラやってらっしゃるな』って印象が大きいですね。塚本さんは、前にご一緒したことがあったのですが短いシーンだったので、今回ちゃんとした絡みもあるので楽しみです。三浦くんも面識がないのですが、すでにボイトレをやってるっていう話を聞いて、評判も良いというのは聞いてます。1回メンバーで集まってできたらいいなと思います」と共演を心待ちにしている思いを明かした。
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