”ガッテン”で、子宮の大誤解が明らかに!

2011/11/28 22:54 配信

芸能一般

今回のテーマは「子宮筋腫」

NHK総合にて11月30日(水)に放送される「ためしてガッテン」。今回は「守れ、女性のカラダ! 子宮のコブの大誤解」と題し、子宮筋腫について解説していく。

子宮筋腫という病気に対して「20代はならないのでは?」、「たいしたことない病気」というイメージを持つ若い女性も多いはず。しかし、実は20代以上の女性の5人に1人が子宮筋腫を持っているといわれるほどポピュラーな病気だ。しかも意外に知られていないことが多いという。

今回、子宮筋腫をテーマにしたことについて「特に若い女性に見てもらいたい」と語る、番組制作担当の森山めぐみディレクターは、「『子宮筋腫』という病気のイメージを街で聞くと、たくさんの女性が『命にかかわる病気じゃない』と答えます。しかし、我慢している間に悪化し、大出血や不妊・流産などの深刻な事態につながることも。それに、子宮筋腫はたとえ命に関わらなくても、女性の『生き方』そのものに大きくかかわる病気です。だからこそ、きちんと治療の必要があるんだということを1人でも多くの女性に届くことを心から願っています」と語った。

番組中に登場するVTRでは、一般女性15人が子宮筋腫の検診を受け、15人中5人に筋腫が発見された。ビー玉サイズの筋腫がいくつも発見される人や野球ボール状の大きさの筋腫が発見された人も。しかし意外にも、いずれも経過観察で即治療や手術の必要がないという診断に。

症状の重さや手術の必要性などをほとんどの人が「大きくなけければ大丈夫」と子宮筋腫の大きさで考えがちだが、そこには大きな誤解があった。症状が出るものと出ないものや症状の重さなどは子宮筋腫の「ある条件」によって変わることが今回番組で明らかに。

ほか、最新治療法も紹介。手術で筋腫を取り除き、長年苦しめられていた生理痛や大量出血から開放された女性に密着する。