「ポチたま」の映画化が決定！香取慎吾＆広末涼子が恋人役に!!

SMAP・香取慎吾と広末涼子が'12年6月23日（土）公開の映画「LOVE　まさお君が行く！」で共演することが分かった。

同作は、2000年10月～2010年3月にテレビ東京系で放送されていたバラエティー「ペット大集合！ポチたま」で人気を博したコーナー「まさお君が行く！ポチたまペットの旅」を映画化したもの。主人公・松本秀樹を香取、松本の恋人・須永里美を広末が演じる。さらに、番組のディレクター河原茂雄役に光石研、AD吉野水希は成海璃子が務める。このほか、TKO・木下隆行、オアシズ・大久保佳代子、寺島進など、名だたる俳優陣が脇を固める。

映画では、売れない芸人・松本（香取）が、おバカなイヌ“まさお”と出会い、さまざまな経験を通じて成長していく姿を描く。動物番組の旅コーナー用にイヌを探すディレクター・河原（光石）とAD水希（成海）は、ギャラの安さでまさおと松本を起用する。当初はやる気満々だった松本だが、イヌが主体の番組だと知り落胆。お笑いコンビの相方もいなくなり、さらには同居している恋人・里美（広末）にも振られ、うまくいかない日々が続いていた。そんな中、ロケ先でけがをした松本は、まさおに助けられる。一人ぼっちだった松本は、まさおと一心同体になることを決意し、人とイヌとコンビを結成する。

主人公・松本を演じる香取は「本当に『まさお君が行く！』のコーナーと同じような、自然体な感じで楽しく撮っています。大谷健太郎監督と初めてお会いした打ち合わせでは、『本物の松本さんに近づける演技ではなく、ドキュメンタリーのように香取慎吾が追体験する様子を撮りたい』と言われました。それに、演じる相手はイヌなので、うまくいかないところもそのままカメラを回しているのですが、そのおかげで愛らしく、楽しい撮影現場になっています。撮影が始まったころは『バカ犬だなぁ』と思ってたんですが、最近は『バカ犬を超えた天才犬かもしれない!?』と思うような動きをするんですよ。もう、2回くらいおしっこをかけられました（笑）」と明かした。

さらに、自身が飼っていたペットについて、「僕も小学校時代にイヌを飼っていました。ポメラニアンだと思います。今でもイヌを飼いたいんですが、飼い始めたら生活も変わってしまうと思って、何とか我慢しています。いろいろな本も買って調べた上で、1番欲しいと思ったのは（映画でまさお役を演じる）ラブラドール・レトリバーだったので、今回とてもうれしいんです。勢いでこの子を家に連れて帰らないように気を付けています」とまさおへの熱意を語った。

また、松本の恋人・里美を演じる広末は「脚本を読ませていただきた時、すごく笑えたのと同時に、結構泣いてしまいました。香取さん演じる松本君は作り込んだ役柄ではなくて、自然体の香取さんのままでありながら、空気の読めない感じとかが出てくるので、ご一緒していてとも楽しいです。良い意味で松本君とまさお君2人のゆるさが伝わってくる現場なので、出来上がりが楽しみです。まさお君はバカで憎めないところが愛されてるんだなというのは分かったんですが、香取さんもそういう空気を発しているので、2人とも愛されキャラで通じるところがあると感じました」とコメントした。