10/12の初回放送で19.5%の高視聴率をたたき出し、その後回を重ねるごとに視聴率はうなぎ上りに上昇を続け、11/30放送の第8話ではついに30%の大台の手前の29.6%を記録した。また、この数字は、‘97年放送の「続・星の金貨」の最終話26.4%を抜き、日本テレビ“水曜ドラマ”の歴代トップとなった。
高視聴率だった第8話は、恵一(長谷川博己)、結(忽那汐里)ら阿須田家の面々と折り合いの悪かった祖父・義之(平泉成)の仲を三田(松嶋菜々子)が取り持ち、家族の絆がより高まるというストーリー。だが、そのラスト、家族的な役割を三田に求める阿須田家の子供たちが、“三田の過去”というパンドラの箱をついに開いてしまう…。三田自身の口から語られたのは余りに凄惨な過去。“自分のせいで大好きな父親が死に至ってしまったこと”、“笑顔のせいで母親に憎まれたこと”、“義理の弟からつきまとわれ、その結果最愛の夫と息子を失ってしまったこと”を語り終えると、阿須田家を出てしまう…、というハッピーエンドからバッドエンドへ転調してストーリーを終えた。
今後の展開は、三田が阿須田家の人々に心を開き、人間として再生できるかがストーリーの肝。気になる第9話では、阿須田家の子供たちが、三田を取り戻すために奔走する。晴海家政婦案内所や一人でたたずんでいた遊園地など手掛かりを当たるが、三田はなんと隣家の真利子(佐藤仁美)の家政婦になっていた。それを知った翔(中川大志)らは、真利子に解雇させるため、三田を泥棒に仕立てあげようとする展開。初の視聴率30%超えなるのか!?、今後も「家政婦のミタ」から目が離せない。
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