「贖罪」の見どころは蒼井優の生着替え!?

2011/12/03 19:27 配信

ドラマ

「贖罪」の制作発表会見に登場した主演の小泉今日子、蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴と演出・脚本の黒沢清

WOWOWプライムで'12年1月8日(日)より放送開始となるドラマ「贖罪」の制作発表会見が12月1日、都内で行われ、主演の小泉今日子、蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴と脚本・演出を務める黒沢清が登場した。

同作は湊かなえの同名小説が原作。小学生の少女が殺される事件が起き、直前まで一緒に遊んでいた4人の少女が容疑者を目撃するが、犯人は見つからずに事件は迷宮入りとなる。殺された少女の母親である麻子(小泉)は4人を責め、「犯人を見つけなさい。でなければ、私が納得できるような“償い”をしなさい」と冷酷に言い放つ。麻子の言葉に縛られながら大人になった4人はやがて連鎖する悲劇を引き寄せていく、というストーリー。

自身の役について小泉は「娘が殺されてからの麻子は夢の中を生きているというか、ちょっと現実とは引き離されてしまっていると思うんですね。なので、(4人とは)夢の中だからひどいことを言っても大丈夫なんじゃないかって気分で接しているような気がしたので、そういう風に思いながら演じました」とコメントし、4人の少女のうちの1人・由佳を演じる池脇は「私は償いをしているんじゃなくて、復讐(ふくしゅう)をしているような気持ちで演じてましたね。人が傷つく顔を見るのが楽しいと思ったし(笑)、その傷ついた顔は美しいとも思えて、いろいろと初体験が多かったです」と感想を述べた。また、蒼井が作品の見どころについて「全編を通して1人もまともな人が出てこない(笑)。みんな屈折しているのでどの屈折具合が好きかっていうのを楽しんでいただけたら」とアピールすると突然、小泉が「(蒼井の)生着替えのシーンがあって。そこが見どころだと思います。背中がきれいだった!」と発言し、蒼井が赤面する一幕も。

原作のファンだという小池は「この作品を映画化することがあれば自分にオファーが来ないかなと思っていたら、本当にオファーが来てびっくりしました。自分がオファーされるなら(今回演じる)真紀だろうけど、『フランス人形』をやってみたい! とも思ってたんですが、蒼井さんの作品を見て自分にはたぶん無理だなと思いました(笑)」と話し、会場の笑いを誘っていた。最後にドラマのタイトルにちなんで“償いたいこと”を聞かれた安藤は「現場でゲームをやるシーンがあって。本番中以外もやっていたら監督に『ゲーム好きなんですか?』って聞かれて、とっさに『全然好きじゃないです』って言っちゃったんですけど、実はそのあとも別の部屋で子役の子とずっとやってました(笑)」と告白(!?)した。