12月9日(金)夜9時からフジテレビ系で放送される「金曜プレステージ特別企画『悪女たちのメス』」の完成披露試写会と舞台あいさつが、12月5日、都内にて行われ、主演の仲間由紀恵と瀬戸朝香が登場した。
同作は、ドラマ「アンフェア」シリーズなどで知られる秦建日子の初の文庫書き下ろし「インシデント-悪女たちのメス」をドラマ化したもの。現在と過去の二つの死を巡る本格サスペンスでありながら、病院買収問題を軸に交差し合う登場人物たちの複雑な思惑を描いている。
クールな天才脳外科医・桧山冬実役の仲間は「冬実は人の命に優先順位をつけてしまう医師で、初めに台本を読んだときは『なんて医者なんだ』と思いました。しかし、そんな彼女がどうして医師として高い志を持ち続けているのか、彼女の胸の内はどうなっているのか、私自身も引き込まれていきました」と語り「手術シーンでは顕微鏡をのぞきながら細い血管を扱う作業を体験して、脳外科の世界って本当に繊細で集中力が必要な特別なんだと感じました」と初の脳外科医役に手ごたえを感じた様子。一方、冬実と対立する医療コーディネーター・中原永遠子役の瀬戸は「今回の役はとても難しくて、監督と話し合いながら力を入れて演じたので、すごくやりがいがありました」と振り返り、「自分が出演する作品ってあまり客観視できないんですが、この作品は本当にテンポ感があってドキドキするので、純粋に楽しんで観ることができました」と見どころを話した。
最後に、仲間が「瀬戸さんは悪女のイメージが全然ないですね。十数年前に共演させていただいたときもすごくさわやかで…」と絶賛すると、瀬戸は「本当に?由紀恵ちゃんが知らないだけだよ(笑)」と小悪魔的な笑顔を見せ、会場を沸かせた。
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