“子供たちのバイブル” 「13歳のハローワーク」がTOKIO・松岡主演でドラマ化!

2011/12/06 05:00 配信

ドラマ

13歳の鉄平(田中偉登)が通う塾の臨時講師・真野翔子役の桐谷美玲

テレビ朝日系で、'12年1月にスタートする“金曜ナイト枠”のドラマが村上龍原作、TOKIO・松岡昌宏主演の「13歳のハローワーク」に決定したことが分かった。

松岡は「僕が初めてテレビに出たのが13歳の時。すでにTOKIOのメンバーで、将来のビジョンもしっかりしていました。そんな13歳を一題材として取り上げる『13歳のハローワーク』は、ほぼオリジナル作品に近く、プロデューサーと相談しながら作っていくたび楽しみが増しています。物語もすごく夢があって面白い! 思わずグッときました」と胸を躍らせた。

13歳のハローワーク」は、日本文学を代表する作家である村上が'03年に発表し、累計発行部数148万部を誇る大ベストセラー作品。500種類以上の職業を紹介するいわゆる子供向けの職業案内マニュアルで、進路指導の教材として学校でも活用されてきた。'10年には社会事情に対応して大幅な加筆改訂を施した「新13歳のハローワーク」が発行されて再び注目を集め、長きにわたって支持されている。今回、松岡を主演に迎えてドラマ化するにあたり、子供たちのバイブルとも言うべき「職業図鑑」を、あらゆる世代に向けて“働くこと”、現代社会の中で“生きていくこと”の意味を問いかける作品に変化させた。

松岡演じる生活安全課の刑事・小暮鉄平は、中学時代からの憧れだった刑事になったものの、夢見ていた凶悪犯罪の捜査を担当することができず、やる気のない日々を過ごしていた。そんなある日、転職活動に希望が見い出せず、恋人にも振られてしまい、自暴自棄気味にカラオケボックスに飛び込む。そこで、やけ酒をあおっていつの間にか眠りに就き、翌朝起きると22年前のバブル全盛期の'90年にタイムスリップしてしまう。自分の置かれた状況が信じられない鉄平だが、'90年当時の自分である、田中偉登(たなか たけと)演じる13歳の鉄平と出会い、彼を再教育することで自分の人生をやり直そうと考え始める…というファンタジックなストーリー。鉄平(松岡)を慕う東大卒の青年・高野清文を関ジャニ∞の横山裕、13歳の鉄平が通う塾の臨時講師で、美人女子大生・真野翔子を桐谷美玲、ほか、古田新太、光石研、風吹ジュンらが出演する。

主演の松岡は「今回ご一緒する髙橋伸之監督は、昔出演したドラマで助監督をやっていたんです。そのときに誓った『いつか主演と監督で、一緒にドラマをやろうな』という約束もやっと果たせて、本当にうれしいです」と感慨深げに語った。

また、松岡とは初共演となる横山は「松岡くんと共演できることを楽しみにしています。この作品は松岡くん演じる鉄平が、過去と現代を行き来するというお話しで、とてもファンタジックですし、要所要所でホロリとくるところもあるので、いろんな方に楽しんで頂ける作品だと思います!」と自信をのぞかせた。

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