神田うのが手掛けるウエディングドレスブランド「Scena D'uno」(シェーナ・ドゥーノ)が、10周年を記念してスペシャルショーを開催。神田自身も出産後初となる囲み取材に応じた。
Scena D'unoは、神田によるルールに縛られない斬新なデザインワークで、大人の女性をきらめき、輝かせるブランドとして若い世代を中心に支持されている。
神田は「楽しさとかやりがいとかあって“大変”っていう言葉はあまり当てはまらないかな」とこの10年間を振り返った。デザインに関しては「ダイビングのデザインとか海の表現とか、自然の中から“いい”と思ったものを取り入れて完成させたものが今回も登場しました」と創作の裏側を明かした。妊娠しているさなかの創作活動だったのでは？ との問いに「体が重くなって、最終的に19Kg重くなって、日に日に重くなるんですよね。でもつわりも全くなくて、“ポンっ”と生まれましたし、ママ思いなんですよ。だからこれだけの作品ができたのかな」と分析した。
出産から1カ月半での活動再開については「(やせる)秘けつは特にないんですよ。運動もしてないですし、ジムに行くよりベビーと一緒にいたいし、母乳で一気に10kgやせましたし。そのうち残りもやせていくかなと思ってます。完全母乳なんです。すごくよく出るんですよ」と神田独自の産後ダイエット(？)を明かした。「妊娠・出産を経験して、私はあらためて健康だったんだなと思いました。バレエとかやってたからかもしれないですけど」と自らの健康体に感謝した。
子育てに関しては「楽しいですよ、新しい世界で。今まで知らなかった世界を子供を通じて体験できているんで。“あっ！これがこういうことか”とか“これが陣痛っていうものか”とか。夜中の授乳とかも幸せなことですし。母乳を飲んでいる姿を見ると、私なしでは生きていけないわけですから、私が守っていこうと。初めて守るものができたんですよね。“親ばか”の気持ちも分かりましたね」と出産前後の心境の変化を語った。最後に「(自分の娘が)一番かわいいですよ。外見は似てくれて構わないんですけど、中身だけは似ないでほしいな」と本音を述べた。