'12年1月10日(火)夜9時スタートの新ドラマ「ストロベリーナイト」(フジテレビ系)の完成披露試写会と舞台あいさつが、12月13日に都内で行われ、竹内結子、西島秀俊、小出恵介、丸山隆平、遠藤憲一、高嶋政宏が登場した。
同ドラマは、小説家・誉田哲也の最大のヒット作である人気ミステリーシリーズをドラマ化したもので、'10年11月に放送されたSPドラマが好評を博し、このたび連ドラ化が実現。ノンキャリアの女性刑事・姫川玲子(竹内)と、姫川率いる警視庁捜査一課十係姫川班の活躍を描く。
紅一点の女性班長である姫川役の竹内が「玲子は『なめんじゃないわよ!』と男性陣を一喝するシーンも多く、ものすごくエネルギーを使いました。男性キャストの皆さんに負けないように、足を引っ張らないように『女子でも頑張れるよ!』という気持ちで演じました」と明かすと、姫川の部下・菊田和男役の西島は「姫川のライバル刑事はものすごく実力のあるデカイ男たちなんですが、それと互角で勝負する姫川の強さ、さらにその素晴らしい俳優さんたちに全身でぶつかっていく竹内さんの演技が、この作品の最大の魅力です」とべた褒め。さらに、「渡辺いっけいさん演じる橋爪と姫川が激しく言い合うシーンがあったんですが、いっけいさんが珍しくNGを出されて、そのときにポツリと『ごめん。みとれた…』っておっしゃったんです。それくらい姫川を演じる竹内さんは美しいんです!」と太鼓判を押した。また、姫川班の新人刑事・葉山則之役の小出が「アクションシーンでは大事な竹内さんを傷つけてはいけないと思ったら、自然と熱が入りましたね」と明かし、姫川のライバル刑事・日下守役の遠藤も「僕は結子ちゃんが大好きなんですけど、今回は嫌われる役なので寂しかったです」とぼやくなど、男性キャストが次々と竹内へラブコールを送り、笑いを誘った。
一方、姫川班のマスコット的存在・湯田康平役の丸山は、撮影の苦労話を問われると「会議シーンは室内がぽかぽかと暖かかったので睡魔と戦うのに必死でした」と振り返り「撮影は夏に行われたけど設定は秋冬だったのでいろいろと大変でした。セミが鳴くたびにスタッフさんが木をたたいてたりして、セミは大変だっただろうなぁ。あれ?これじゃセミの苦労話になっちゃいます?」と、役柄同様チャーミングな発言で場内を和ませた。
最後に、竹内が「このドラマは人間関係がこじれていてもひとつの目標に向かって力を合わせる警察社会のかっこよさが描かれています。登場人物それぞれの人生にも共感していただけると思うので、最後まで楽しんで観てください」と見どころを語った。なお、主題歌はGReeeeNの「ミセナイナミダハ、きっといつか」に決定。
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