ドキュメンタリードラマ「開拓者たち」主演の満島ひかりが、撮影裏話を暴露!?

'12年1月1日（日）から4回にわたり、NHK BSプレミアムで放送する大型ドキュメンタリードラマ「開拓者たち」の第1話披露試写会が12月16日（金）に都内で行われ、試写後に行われた会見に、主演の満島ひかりが登場した。

同ドラマは、戦前から戦後を舞台に、旧満州で過酷な逃避行と避難生活を体験し、戦後の日本で新たな農地の開拓に挑んだ人たちを描いた壮大なドキュメンタリードラマ。いつも前向きなハツ（満島）は、旧満州の千振に渡り、速男（新井浩文）と結婚する。思いやりのある速男や2人の子供の出産、念願だった助産師の試験にも合格し、穏やかな開拓生活を送る。しかし、戦況の悪化により、動員で召集された速男はソ連国境に送られ、幸せな生活は一変していく。出演は、主演の満島のほか、石田卓也、綾野剛、山下リオ、新井浩文ら実力派俳優陣。

試写後に登場した満島は、「ドキュメンタリーの部分に、実際に開拓団にいた方々の話や写真が組み込まれていて、今までに見たことのないようなとても良いドラマになったと思います」と完成の喜びを語った。

また、印象深いシーンについて聞かれ、「戦争で命を失っていく中で、誕生する命を取り上げる出産のシーンですね。赤ちゃんを取り上げるシーンの撮影で、カメラに人形の赤ちゃんが映ってしまったんです。でもカメラマンさんが“写ってもいいんだよ！ それもドキュメンタリーなんだ！”と言ったのがとても印象的でした」と撮影の裏話を告白。さらに、「撮影中、宿泊したホテルの水が茶色かったことも印象に残っています」と会場の笑いを誘った。