「情熱大陸」דはかせんす”で踊る!? 葉加瀬太郎ソロコンサートが生中継!

2011/12/16 21:55 配信

芸能一般

ソロコンサートツアーを展開中の葉加瀬太郎。コンサートの生中継は初

12月18日(日)、東京・NHKホールにて開催される、葉加瀬太郎のソロコンサートをWOWOWが生中継する。

'11年8月にベストアルバム『THE BEST OF TARO HAKASE』をリリースし、同年9月17日から「コンサートツアー2011 ザ・ベスト・オブ 葉加瀬太郎」を展開中の葉加瀬。今回のソロコンサートツアーでは、全43公演でおよそ9万人を動員する。

葉加瀬は本ツアーを迎えるにあたり、「今回はベスト・アルバムの曲を中心に構成しています。これまでのキャリアの中で作ってきた曲の中から選ぶわけですが、『この曲を作った時はこんなことを考えていたな』とか『このころはこういう部分にこだわっていたのか』とか、それぞれの曲を作った当時のことを思い返したりしました。『若かったなぁ』なんて思う曲もありますが、そう考えること自体が楽しかったですね」と振り返った。

映像作家・原田大三郎とのコラボレーションも、今回のツアーの大きな見どころである。「僕の音楽は歌詞がないインストなので、映像を使うと、その映像によって曲のイメージを偏らせてしまう危険性があります。でも、原田さんの映像は非常に抽象的なメッセージで、お客さんのイメージを喚起させるきっかけを作ってくれるんじゃないかと思うんです。今回のツアーは“原田さんの映像と一緒に”というのが大前提にあったので、その映像が生きる曲を選ぶというのが、曲目を決める大きな基準となりました」と語る葉加瀬がプロデュースするコンサートでは、情熱的な曲から、癒しの曲まで多彩なジャンルが組み込まれている。

演奏される楽曲の中で、葉加瀬が特に注目してもらいたいと語るのが「情熱大陸」のテーマ曲と「Etupirka」の2曲。「去年のツアーからなんですが、『情熱大陸』は僕がデビューした1990年ごろにはやっていた、ジュリアナ東京みたいなディスコサウンドにアレンジして、バンドメンバー全員が羽根扇子を持って踊るという演出になっています。ことしは“はかせんす”というグッズを作って、お客さんも一緒に踊ってもらってるんですよ(笑)。『Etupirka』は僕の名刺代わりみたいな曲で、これまでにもいろんなスタイルで演奏してきました。今回はベスト盤に収録されているアレンジが基本になっています。この曲では原田さんの映像ではなく、世界中から送ってもらった笑顔の写真をビジョンに映して、たくさんの人たちの笑顔と共演させてもらっています。その笑顔の写真にも注目してもらいたいですね」(葉加瀬)

最後に「コンサートの生中継は初めてのことなので、僕もドキドキしながら楽しみにしています。皆さんも一緒に楽しみましょう!盛り上がりましょう!」と、意気込みを語った。