12月31日(土)放送の「第62回 NHK紅白歌合戦」で、番組内にて行われる東北応援企画の第1弾が決定した。「あしたを歌おう。」と題して、紅組司会の井上真央がプレゼンターを務める。震災が起きた3月11日に宮城県で生まれた赤ちゃんのもとを井上が訪れ、その赤ちゃんと家族に触れ合う様子を伝える。
井上は、写真家・小林紀晴(きせい)が、未来への希望を託す気持ちで撮影した赤ちゃんに会いに行く。連続テレビ小説「おひさま」の中で、激動の時代に子を産み育てる母を演じた井上が、今回、東北で3月11日に生まれた赤ちゃんと触れ合うことで、家族の愛、一生懸命生きることのすばらしさ、さらに明日への希望を感じられるようなコーナーとなりそうだ。現地を訪れた井上は「悲しみや苦しみを乗り越えて、そこにはたくさんの希望と笑顔がありました。複雑な思いの中で一生懸命に生き、そして守ろうとする家族の絆から大きな勇気と感動をもらいました。この奇跡を多くの人に伝えたい」と振り返る。
同企画は、31日の紅白本編で放送するほか、12月20日(火)夜8時放送の特別番組「もうすぐ紅白 ここが見どころ 生放送スペシャル」の中でもその模様を伝える。
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