12月21日に放送されたドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)の最終回が、平均視聴率40.0%、瞬間最高視聴率42.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を獲得した。この数字は、同局の伝説的なドラマ「太陽にほえろ」「熱中時代!」がそれぞれ1979年に記録した高視聴率に並ぶ日本テレビのドラマ視聴率歴代トップの記録。また、テレビドラマで視聴率が40%を超えたのは'00年3月に放送された「ビューティフルライフ」の最終回以来、11年ぶりと記録づくめとなった。
主演の松嶋菜々子は「ずっとやりたかったオリジナル作品で、これだけ評価していただけたことが本当にうれしいです。共演者、スタッフ、見てくださった全ての方に感謝いたします」と感激のコメントを。
かつて、松嶋と「GTO」「魔女の条件」で高視聴率をたたき出した脚本家の遊川和彦氏は「3カ月前、あんなに情けなかった一家がこんなにたくましく成長するだなんて、3カ月前は誰が思ったでしょう。出演者、スタッフの皆さんと一緒に仕事ができたことを本当に誇りに思います。共に作る喜びを感じることができ、結果を出すこともできて感謝と共にうれしい気持ちでいっぱいです」と喜び、松嶋について「彼女は迷いなくミタを演じることができたとおっしゃっていましたが、私はいろいろ無理難題を押し付けたりもしました。最後はお手並み拝見と思ってみていましたが、見ているこちらのほうがねじ伏せられました(笑)」と感服したよう。さらに、「長谷川博己という役者の可能性、才能にも出会えて、僕は幸せだと思う」と新たなドラマの可能性もほのめかした。
最後に、大平太プロデューサーは「テレビには、まだまだ無限の可能性があることを再認識させてくれました。遊川さんの思いが、菜々子さん演じるミタの笑顔が、たくさんの方に届いたことが本当にうれしいです」と締めくくった。
冬ドラマの話題をかっさらった「家政婦のミタ」のDVD-BOXとBlu-rayBOXは、'12年4月18日(水)に発売される。
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