渡哲也&渡瀬恒彦兄弟が共演! 家族の絆を問うドラマ「帰郷」が完成!

2011/12/23 17:17 配信

ドラマ

豪華キャストがそろい、東京の下町を舞台にしたヒューマンドラマが展開される

本日、12月23日(金)夜9時から、TBS系にて「ドラマ特別企画2011『帰郷』」を放送する。40年ぶりの兄弟共演を果たす渡哲也と渡瀬恒彦が、ドラマ内でも、医者の兄弟を演じる。ほか、富司純子、大竹しのぶ、柄本明、内田有紀をはじめとする豪華キャストも出演。

同ドラマは下町情緒あふれる千葉・行徳で、親子二代にわたって続く神尾医院を舞台に、院長・龍太郎(渡)と、妻と娘を亡くして以来21年ぶりに帰郷する弟・真次郎(渡瀬)の確執を描く。龍太郎の愛娘・珠美(内田有紀)の結婚問題や過去の出来事など、さまざまな思いを背負って生きる兄弟の心の動きを追うほか、渡と渡瀬が繰り広げる壮絶な対立シーンの見どころのひとつ。

過去にも兄弟の共演のオファーがあったという渡は、「若いころは、照れなどもあって共演はお断りしてきましたが、今回は“恒彦さえよければ”という思いでオファーを受けました」と、弟との共演を喜んでいる。また、クランクアップ後では、お互いに撮影が終ってしまったことについて“寂しい”と口をそろえ、渡瀬も「一本の映画を撮り終えた後でも感じたことのないある種の寂しさがあります」と名残惜しい様子だった。

過去には'71年から'72年にNHKで放送された「あまくちからくち」で一度共演している。それから40年を経て、渡は渡瀬を「身内のことをいうのもなんですが、当時から見たら弟は本当に味のある俳優になったと思います」と絶賛。今回の撮影も「弟としてではなく“俳優・渡瀬恒彦”として接しました」と振り返り、お互い俳優同士としても認め合った。

実の兄弟の迫真ある対立シーンや兄弟ゆえに葛藤する二人の演技に注目したい。