谷原章介が主演を務める舞台「豆之坂書店」が、12月27日東京・天王洲銀河劇場にて初日を迎えた。小さな古本店で行われる「読書会」を舞台に、梶井基次郎、宮沢賢治、筒井道隆などの作品を朗読する、新感覚のリーディング舞台だ。
上演前の囲み取材には、主演で古本店店長役の谷原のほか、片桐仁、村岡希美、高畑充希、小澤亮太、久ヶ沢徹が登場した。5年ぶりの舞台出演となる谷原は「やっと戻ってこられた」と感慨深げに語った。他の出演者から「谷原さんの声がぶっちぎりでいい! 眠気を誘います」(片桐)、「声がよいので、眠りそうになる。CDにして寝る時に聞きたいです」(高畑)と谷原の“美声”を絶賛されると、「いやいや…」と謙遜し、「いつかやってみたかった人、心強い人ばかり。最高の座組です」と共演者を称え、作品への自信を見せた。
また、自身の子供にも読み聞かせはしているようで「昼間に読んだりしますね。でも、本というか字が書いてあるとなんでも『読め!』と言われるので…。公園に連れて行くと、樹木の説明書きを、全部『なんて書いてあるの?』と聞かれます」と笑い、父親の顔も覗かせていた。舞台は、29日まで全5公演行われる。
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