‘11年12月28日~31日の4日間、千葉・幕張メッセにてCOUNTDOWN JAPAN11/12が開催された。
今回で9回目を迎える本イベントは、国内最大の年末年越しロック・フェスティバルで、奥田民生、木村カエラ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、KREVA、東京スカパラダイスオーケストラ、吉井和哉、エレファントカシマシなど、総勢156組のアーティストが出演(DJ及びRO69JACK 11/12優勝アーティストを除く)、およそ14万人の観客を動員した。
本フェスの総合プロデューサー・渋谷陽一氏が「ことしほどロック・フェスとは何か、ロック・フェスの意義とは何かを考えた年はなかった」と語るように、東日本大震災について、多くのアーティストが触れた。「一年が終わろうとしています。まだまだいろんな場所で困っている人たちがたくさんいるので、そういう人たちに少しの優しさをね、音楽好きの皆さんと一緒に贈っていけるように活動していきます」(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、「しゃべるとしたら、3月11日のことは避けて通れないと思います。みんないろんな行動をしたと思うけれど、俺もチャリティーソングに参加しました。ずいぶん遅くないかって言われるかもしれないけれど、情報が風化するのが怖いので」(KREVA)、「今は助け合わなきゃいけない時期だと思うけど、繋がる力を持ってるのは音楽だし、音楽が好きな人だと思う」(東京スカパラダイスオーケストラ)、「ことしはいろんなことがありました。来年もいろんなことがあると思うけど、何があってもいつか綺麗に咲いてやろうという歌を歌います」(吉井和哉)
また、25周年アニバーサリー・ツアー中の久保田利伸、韓国出身のロック・バンド、CNBLUEら、初登場のアーティストも会場を熱狂させた。
ステージの模様はWOWOWにて放送されることが決定している。
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