NHK総合で'12年1月8日(日)よりスタートする大河ドラマ「平清盛」で清盛(松山ケンイチ)の妻・時子を演じる深田恭子が撮影の様子などを語った。
東京・墨田にある「江戸東京博物館」では、現在「平清盛」のゆかりの品々の展示や歴史をたどることができる特別展を、2月5日(日)まで開催している。その報道内覧会が1月5日に行われ、ゲストに深田恭子が登場した。
深田は、正月らしく、華やかな着物姿で登壇し「(役の話を聞いた当時は)とても驚きました。光栄です。清盛の物語は知ってはいたけど、どのように演じようか、役作りをどうしようかと思い、まずは清盛ゆかりの地で広島にある厳島神社へ行きました。時子は、破天荒な清盛を影で支えていく女性。時代を変えようと自分のやり方で平家一門を築き上げた清盛の人間味あふれる部分が分かるからこそ、支えたいという気持ちになっていったんだと思います」と役どころへの理解を示した。
今後は「(ドラマでは)11歳という幼少のころから歳を重ねていくのですが、内容も年齢と共に変化していくので時子の感情の変化がこれからものすごく楽しみです」と期待している様子。
また、共演者の松山とはまだ距離があるようで「松山さんは、本番じゃない時も清盛のような感じで、深くお話する機会がまだないです。今撮影している部分がまだ深い関係ではないのですが、撮影の話数を重ねていくに連れて関係性が変わっていくので、これから私たちの関係性も変わっていけたらいいなと思っています」と自然に任せているようだ。
この特別展では、展示物や清盛らの歴史を音声ガイド付きで観覧することができる。その音声ガイドの声を深田が妻・時子として務める。深田は「'11年の最後の仕事がこの音声ガイドでした。収録に5時間かかりました。時子として演じる部分ももちろんですが、ガイドとして説明もしなればいけない部分もあり、難しかったです」と苦労したよう。音声ガイドは入口のスタッフが丁寧に操作方法を説明。ゆったり落ち着いた深田演じる時子の声が、展示を分かりやすく案内してくれる。
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