“日本一心”の旗の下、走り続けた吉川晃司のツアーが終了!

2012/01/09 08:00 配信

音楽

“日本一心”をスローガンに活動を続ける吉川晃司。本ツアーの収益金は全て被災地の復旧、復興のために寄付される

吉川晃司が、'11年12月31日、東京・国立代々木競技場第二体育館にて、全国ツアー「KIKKAWA KOJI 2011『KEEP ON KICKIN'&SINGIN'』~日本一心~」の最終公演を行った。

大歓声と拍手の中、吉川は真っ白なスーツ姿で登場。「1990」や「RAMBLING MAN」などのCOMPLEXのセルフカバーで会場の温度を一気に高めた後は、「終わらないSunSet」「INNOCENT SKY」など長年のファンにはたまらない初期の人気ナンバーも次々と披露。ほか、「Black Corvette'98」や「サバンナの夜」から本編ラストの「Juicy Jungle」まで、新旧取り混ぜた選曲でパワフルなステージを展開し、ファンを魅了した。

アンコールでは、「7月のCOMPLEXから“日本一心”の旗を掲げて、10月の横浜アリーナからその旗の下、ツアーを開始してきょうがファイナルとなりました。2011年は人として生きることの根源を問われ、価値観を見直すような出来事があり、『どうするんだ?』と選択を迫られ、物より精神的なことが大事なんだと感じたり…。とにかく、ひたすらひたむきにやってきたら大みそかになってしまいました」と'11年を振り返り、「BOY'S LIFE」と「あの夏を忘れない」を熱唱。ファンとの再会を約束し、大盛況のうちにステージの幕を下ろした。

'11年はベストアルバムを2枚リリース、また、東日本大震災被災地のための復興支援ライブとして7月に東京ドームでCOMPLEXとして21年ぶりとなるライブを行うなど“日本一心”をスローガンに活動を行ってきた吉川。1月12日(木)には、吉川の震災後の歩みを本人の語りで追った本「愚 日本一心」が発売される。