BS朝日にて1月14日（土）にドラマ「Fallen Angel（フォールン エンジェル）」がスタートする。
同ドラマは、科学の闇に翻弄（ほんろう）される兄弟の絆を描くサイエンスミステリー。数学において人並み外れた能力を持つ相葉翼（加藤和樹）と大学生で翼の弟・陸（植原卓也）には、生まれつき心臓が弱く臓器移植でしか助からないもう一人の弟・海（北村匠海）がいた。母はまだ幼かった翼と陸を置いて、海と二人で謎の医療研究施設へ行ってしまう。そこは、人体実験を繰り返す闇の組織だった。臓器移植手術に成功した海は“忘れることができない”驚異的な記憶力を持つドナーの能力と記憶を受け継ぎ、組織に追われることになってしまう、というストーリー。
同ドラマで兄弟役を演じる加藤和樹、植原卓也、北村匠海にインタビュー取材を行った。
――加藤さんはドラマ初主演ということですが、意気込みやプレッシャーなどはありますか？
加藤「プレッシャーはあります（笑）。でも主役だからといってやることは変わらないので、力を合わせていいものを作りたいです。なによりも現場の空気には気を使えるようにしていきたいですね。みんなで現場の空気を作って行きたいです」
――北村さんは、総勢500名にも及ぶ候補者の中から海役に選ばれましたが、オーディションを勝ち抜く秘訣は？
北村「言われた通りだけではなく、自分なりに役を演じることでしょうか」
――兄弟役を演じる二人の印象は？
加藤「海役の匠海は初共演なのでまだ心打ち解けてはないですけど（笑）。芝居をしていて若いなぁと思います。（年齢が）ひと回りくらい違うのは初めてで自分も歳をとったんだなぁと思いました（笑）。ずっと弟がほしかったので本当に弟みたいにかわいく思える瞬間があります。卓也は…まあ、特にないです（笑）。以前共演させていただいて、プライベートでも遊んだりするくらい気心知れた仲なので、兄弟役ってなるとちょっとくすぐったい感じがしますね」
植原「和樹くんは以前映画や舞台で共演させていただいて普段も一緒にいることが多く、今回の撮影が始まる前から打ち解けているので、楽しいです。北村くんは初対面なのですが、本人もシャイなので、和樹くんと一緒に打ち解けようとしている最中です。撮影もあまりしたことないようなので、僕たちが彼の緊張を解してあげたいです」
――海は驚異的な記憶力を受け継いでしまうという役どころですが、北村さんはどうしても忘れられない出来事とか思い出はありますか？
北村「小学5年生の時、映画の撮影でイランに行ったことがあってその時の食事がまったく合わなくて、二週間くらいほとんど飲み物だけの生活をしていてきたことが本当に衝撃的で忘れられないです」
――特定の分野に驚異的な能力を持つ人がドラマに出てきますが、実際に驚異的な能力を持てるとしたらどんな能力がほしいですか？
加藤「失敗した時とかに時間を操れたらいいなぁと思う瞬間があります。遅刻したときとか（笑）。学生のときは遅刻なんて…って思ってましたけど、この歳になって痛感します。現実は厳しいな、と（笑）」
植原「空を飛ぶとか…瞬間移動とかしたいですね！ 」
北村「僕は海のような記憶力がほしいです！ 勉強の時とかに便利なので（笑）」
――最後にドラマの見所を教えてください。
加藤「特殊な能力を持った兄弟が悪の組織に立ち向かう姿を見ていただければと思います。親の愛を受けずに育った子供たちの生きていく上での強さとか、兄弟の絆を感じ取っていただければうれしいな、と思います」
植原「僕が演じる陸と和樹くん演じる翼がひょんなことから非現実的な世界に巻き込まれていくようなストーリーに引き込まれると思います。森での撮影はとても寒かったのですが良いシーンになっていると思いますのでそこも見ていただきたいです」
北村「兄弟三人だけで悪の組織に立ち向かう、兄弟の絆を感じてほしいです。今はまだ撮影がはじまったばっかりで、海は兄弟というよりも突然現れた謎の少年って感じなので、今後どうやって絆を深めていくのかを楽しみにしてほしいです」
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