舞台「パレード」が2012年1月16日(月)から29日(日)まで東京・天王洲・銀河劇場にて上演中。1月15日(日)に囲み取材と公開ゲネプロが行われた。
本作は’02年に山本周五郎賞を受賞した吉田修一の同名小説が原作。’10年2月に映画化もされており、都内のマンションでルームシェアをしている年齢も職業も異なる4人の若者たちの姿を描く。
囲み取材には山本裕典、福士誠治、演出の行定勲が登場。山本は意気込みを聞かれると「ずっと稽古をしてきてチームワークもいいですし、やっと明日本番なのですごくワクワクしています!」と話し、映画版の監督も手がけた行定も「全くの別物にできるなというたくらみがあった」と自信をのぞかせた。
今回の舞台の見どころについて福士は「今回、舞台に雨を降らせるんです。びしょ濡れになるんですけど、それ以上は秘密です(笑)。見に来てくれた方だけのお楽しみということで(笑)」と意味深なコメント。また、山本は「生着替えですかね(笑)。パンツをさらします! (稽古中に)面白いかなって脱いでみたら採用されまして。役に合わせてポップな柄のやつをいくつか衣装さんに用意してもらいました(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。
最後に行定は「映画版では小説の(終わりの)ちょっと先まで見せて、今回の舞台は映画版のかなり先まで見せているんです。そういう進化の仕方をしてきているので小説を読んだ方や映画を見た方も楽しめると思います」と作品をアピールした。なお、今回の舞台の模様は2月18日(土)にWOWOWライブにて放送されることも決定している。
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