テレビ朝日系で、1月19日(木)にスタートするドラマ「聖なる怪物たち」の制作発表記者会見が1月17日に都内で行われ、主演の岡田将生をはじめ、中谷美紀、加藤あい、長谷川博己、鈴木杏、大政絢、渡辺いっけい、勝村政信、平田満、小日向文世の10名が出席した。
同ドラマは、医師としての強い使命感を持つ若手外科医が、美しい女性たちの秘められた欲望にはめられ、欺かれ、傷つけられた末に“聖職者としての正義”をもとに戦いを挑む本格医療サスペンス。岡田演じる若手外科医・司馬健吾が、持ち前の正義感とピュアさを武器に医師としての正義を貫き、偽りだらけの“聖職者”に立ち向かう。
主演の岡田は「僕の役は新人外科医で、すごく真っすぐな純粋なキャラクターです。本当に中谷さんにどんどんどんどん引き込まれて、巻き込まれていき、少し人間不信になります。僕は真っすぐに人を信じようとするんですけど、皆さん僕をだまそうとするので心が痛みます…」と役どころを語った。司会の小松靖アナウンサーから「今のお話を聞いていて役の話なのか実際の話なのか分かりませんね」と振られると、「どっちもですかね~」とボケるが、中谷に冷たい視線を浴びせられると慌てて「うそです! うそです!」と否定していた。
岡田演じる健吾を翻弄する看護師長・春日井役の中谷は「今回は、岡田くん演じる真面目で誠実しかも有能な外科医を、私が演じます平凡で毎日ただ患者に尽くし、病院に尽くし、実の妹のために自分を犠牲にしてきた女性が、お医者さんを使ってあるまじきことを犯すという設定です。岡田さんがご覧の通り本当にピュアな青年なので、彼の良さがその役柄にも生かされていて、私自身も“マザー・テレサ”のように自分を犠牲にして…。でも、マザー・テレサがそうだったように心に闇を抱えていて、妹を助けたいというゆがんだ愛で、ある種の犯罪に手を染めてしまいます」と不敵な笑みを浮かべた。
記者から“お互いの印象”について聞かれた岡田は「(中谷は)あまりおしゃべりをされない方だと勝手に思っていたのですが、すごく気さくに話しかけてくれて、現場をやりやすい感じに作ってくださるので、好きです」とラブコールを送るが、中谷は「今回医療ものなのでせりふが難しいんです。緊張してしまうとせりふをしゃべれなくなってしまうので、岡田くんをいじってリラックスさせていただいています」と余裕で受け流していた。
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