「甘王ナメんなよ!」満を持して“ホストちゃん”ファンミーティングを開催!

2012/01/17 13:00 配信

ドラマ

オーナーの甘王、ホストの鳳条夕妃、翔、早乙女蓮、一之瀬隼人、白石咲夜、翔、圓城葵、龍我(写真左から)

テレビ朝日で、毎週火曜の深夜に放送中の「“ドラマ”私のホストちゃん~しちにんのホスト~」に出演中の人気ホストたちが、1月15日にテレビ朝日にて“ファンミーティング”を開催。ネット動画再生200万回超を記録する人気番組らしく、1000人を超えるファンが来場し、イケメンホストたちの甘い“接客”に酔いしれた。

同番組は、携帯電話でホストクラブを体験できる同名の携帯ゲームが原作。ゲームの世界観をベースに、ホスト界のルールや接客テクニック、激しいNo.1争いなどを盛り込み、リアルなホストの世界を描いている。構成・演出を手掛けるのは、売れっ子放送作家の鈴木おさむ氏。鈴木氏にとってはこれが初めてのテレビドラマの演出となる。番組の舞台である「CLUB VANILLA」には、早乙女蓮、白石咲夜、翔、龍我、一之瀬隼人、ヒロ、圓城葵という7人のホストが在籍。オーナーである甘王考案の、3カ月ごとに売り上げ最下位のホストをクビにして新たなメンバーを入れる業界初の“ホスト入れ替えシステム”によって、昨年末の時点で最下位だったヒロがクビになり、新メンバーとして強烈な個性を持つ鳳条夕妃が加入した。

今回の企画は、昨年12月に番組初の公開収録を行った際に、1500人を超える応募があり、残念ながら抽選に漏れた人たちのため、そして「クラブ・バニラ」のファンたちへの感謝を込めて鈴木氏が発案したもの。新メンバーの夕妃を含む7名のホストとオーナーの甘王が参加した。先着1000名は握手会に参加できるということで、寒い中にもかかわらず、午前10時からの整理券配布開始前には定員近くの人数が大行列を作った。幅広い世代に人気の同番組らしく、20代の若い女性たちや、関西から新幹線で上京してきたというファン、前日の夕方から並んで夜を明かしたという蓮のファンの女性、野太い声援を送る男性ファン、子連れのお母さんまでさまざまなファンの姿が見受けられた。

番組では“黒い目線隠し”が編集で入れられ、正体不明なキャラクターを演じている甘王だが、イベントには目線隠しの形をした特注のサングラスを付けて登場し、集まったファンの爆笑を誘った。また、いつものように「ファンミ(ファンミーティング)ナメんなよ! 甘王ナメんなよ!」と、決めぜりふを連発しながら、7人のホストたちを一人ずつ呼び込むと、会場内は人気アーティストのコンサートのような黄色い歓声が湧き起こった。イベントに登場したホストたちに“ドンペリ”のボトルやバラの花束、香水など持参のプレゼントを手渡す熱狂的ファンまで現れる盛況ぶりに、鈴木おさむ氏は「こんなに深い時間のドラマなのに、ファンの方たちの熱気には驚いた。フットワーク軽くどんどん面白いことに挑戦していけばテレビのパワーはまだまだすごいものがある」と、感慨深げに見守った。

しかし、大盛況のうちに幕を閉じるかと思われたイベントだったが、最後に鈴木氏から衝撃の発表が。1月から新メンバーの夕妃が加入したばかりの「CLUB VANILLA」だが、2月から8人目のホストとしてオーナーの甘王がNo.1争いに参戦するという。甘王は「お前ら絶対、甘王を指名しろよ! こいつら7人に負けられんからな!」と相変わらずの“キレキャラ”全開で懇願していた。“伝説のホスト”と称される甘王の接客や、ホストたちが織り成すリアルな人間模様からますます目が離せない。