3月10日(土)から東京・青山劇場で上演されるミュージカル「MY ONE AND ONLY」の製作発表が1月19日に行われ、坂本昌行、大和田美帆、大和悠河、鈴木綜馬、川平慈英が登場した。
同作は、名作「ラプソディ・イン・ブルー」や「パリのアメリカ人」などの作曲家・ジョージ・ガーシュインと、彼の実兄であるアイラ・ガーシュインとの兄弟名義による最後の作品。1927年のアメリカを舞台に、パイロットのビリーと水中レビューショーのスター・イーディスとの恋愛模様を描いた王道ラブコメディーだ。
主人公のビリーを演じる坂本は「“イケてないパイロット”のビリーが、一目ぼれした女性を落とすために素敵な男性へと成長していく物語です。今までにない役柄なので演じるのが楽しみ。タップダンスにも久々に挑戦していて、水を使ったタップシーンが大きな見せ場となっています」とアピール。続いて、イーディス役の大和田は「坂本さんの過去の作品を観させていただいて『なんて素敵なミュージカル俳優さんなんだ!』と思っていたので、共演できて本当にうれしいです」と感激し「観に来てくださった皆さんに楽しんでいただけるよう、私たち自身も楽しんで演じたい」と意気込みを語った。
そんな中、坂本から「ずっと一緒に仕事がしたいと思っていました」とラブコールを受けた川平は「坂本くんのミュージカルは何本も観てきたけど、作品と役に対する真摯さ、真面目さが観ていて伝わってくる。役者として、本当に力強くて素晴らしい!」と絶賛。大和も「私も坂本さんの作品を観て、誠実そうな熱い人だという印象を受けました。今回はラブコメなので、どんな坂本さんが見れるのか楽しみ!」と期待を寄せた。さらに「坂本さんは膨大な量のセリフを魔法のように覚えてくる。けいこの段階には完璧に仕上げてくるんです」と感心する鈴木に対し、坂本は「セリフは書いて覚えるようにしています。先輩の東山(紀之)さんから教わった方法で、東山さんは森光子さんから教わったそうです」と“魔法”の種明かしをした。
最後に「坂本さんにとって“ONLY”な女性は?」という質問が飛んだが、坂本は「この作品が皆さんにとって“ONLY”で大切な作品になればうれしいです」と交わし、笑いを誘った。
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