チャン・グンソク、ペット役はお金のため!?

2012/01/23 08:00 配信

映画

映画「きみはペット」公開初日舞台挨拶に登場し、新年の抱負を語ったキム・ハヌルとチャン・グンソク

韓国の映画「きみはペット」の日本での公開初日舞台挨拶が1月21日、東京・有楽町のTOHOシネマズで行われ、主演のチャン・グンソク、ヒロイン役のキム・ハヌルが登壇した。

 原作は、'03年にTBSでドラマ化もされている漫画家・小川彌生氏の人気漫画「きみはペット」(講談社)。アメリカ留学帰りのファッション誌編集者のチ・ウニ(キム・ハヌル)は、31歳。仕事で左遷され、友人に会えば子育てや結婚の話ばかりで、うんざりしていた。そんなある日、ウニは、弟・ウンス(チェ・ジョンフン/FTISLAND)が連れてきた落ちこぼれダンサーのカン・イノ(チャン・グンソク)と出会う。ウニが昔飼っていた愛犬・モモの写真を見たイノは「イヌが好き? でもイヌは吠えるし、世話も大変。僕が代わりにペット人間になろう」と提案する。ウニはあきれながらも「素直に言うことを聞けば、飼ってあげてもいいわ」と答えるのだった。かくして、イノは“モモ”と呼ばれ、「飼い主とペット」の共同生活が始まる――。

 観客の大歓声の中、登場したグンソクは「今までの記者会見やコンサートとかは、舞台上であいさつをしていました。でも、今回は映画の公開ということで、記者の方と(観客の)皆さんと一緒なので、“本物の俳優”になれた気持ちです」と、いつもと違う会場の雰囲気に対し、自身の思いを明かした。また、美しいアラサ―のキャリアウーマンを演じるハヌルは「役柄の年齢と私の実年齢が近いですし、結婚していないところ、頑張って仕事をしているところも自分と似ていると感じています。また、本当は悩みを抱えており、誰かに頼りたいという気持ちを持っている部分にも共感をしています」と話した。

 また、「なぜ、プリンスと呼ばれるグンソクさんがペットの役を演じようと思ったのか」という質問にグンソクは、「…正直、お金がなかったんです! しょうがなかったんです」と話し、会場の笑いを誘っていた。

 会見の最後には、2人が書初めを披露。「本作が日本で大ヒットし、私があまりにもびっくりして気絶してしまうくらい、うれしくなればいいな、という思いを込めて『気絶』と書きました」というハヌル。一方、「笑www」と書いたグンソクは「仕事をするときや疲れているときでも、笑いながら楽しくやっていれば、何でもできると思います」と語った。