フジテレビより1月27日(金)に放送される「金曜プレステージ『浅見光彦シリーズ43 還らざる道』」(夜9.00-10.52)に'50年代、東宝映画の若手トップスターとした活躍した宝田明が登場する。
本作は中村演じるルポライター・浅見光彦(中村俊介)が事件解決のため活躍する姿を描くミステリードラマシリーズ。宝田は、総合インテリアメーカーの会長・瀬戸一弘を演じる。
宝田は初共演となる中村の印象を「いいですね。ナイスガイです。私も背が高い(183センチ)のですが、中村くんも背が高く(185センチ)、目線を上げて演じるのはなかなかないですし、端正な顔をしていますね。36歳でまだ独身だと聞いて『おい、きたないぞ! 早く結婚した方がいいぞ』と収録の合間に話しました(笑)」と絶賛。また、瀬戸一弘の孫・浅見れいなとも初共演だと明かし「撮影はワンシーンしかなかったのですが、素直な演技をする女優さんですね」と語った。
また、今回ロケで訪れた岐阜県中津川市は宝田が出演した映画「青い山脈」('57年公開)のロケ地だったこともあり、ゆかりの地だという。「私が食事をしていると十数人の男性が集まってきて『“青い山脈”のエキストラで出たんだよ』と話しかけられました。中津川では、二年に一度“青い山脈”の上映会が市民会館であり、満員になるようです」と感慨深げに語った。最後に「この作品は監督を始め、カメラも衣裳、メイク、小道具、照明などスタッフの隅々まで皆がひたむきな情熱を持っていて、私は昔の活動屋として生きてきたので、とても気持ちがいい現場でした。昔の活動屋に会っている気がして、最高のスタッフでしたので、撮影が終わるのは後ろ髪を引かれる思いでしたね。スタッフの情熱が出演者に伝わり、相乗効果が画面に現れるのではないでしょうか」と作品をアピールした。
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