林遣都が監督の前で泣いた理由とは!?

2012/01/26 15:49 配信

映画

「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」プレミア上映イベント開催

2月4日(土)公開の「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」のプレミア上映イベントが1月25日、都内で行われ、林遣都、桐谷美玲、小栗旬、山田孝之、城田優、片瀬那奈、安倍なつみ、有坂来瞳、平沼紀久、末岡拓人、益子雷翔、井上和香、高嶋政宏、飯塚健監督の総勢14名が登壇した。

本作は、中村光の同名人気コミックを実写化し話題となったTVドラマの劇場版。荒川の河川敷を舞台に、荒川地区の再開発を進める大財閥の御曹司と、河川敷で暮らす奇妙な住民たちとの交流を描く。

キャスト陣の奇抜な扮装も見どころの本作だが、主人公の御曹司を演じた林は「最初はこんなにすごい人たちの中で演じられるということでワクワクしていましたが、実際に扮装した皆さんの姿を見たら怖くなってしまって(笑)。この人たちを相手にできないと思って、監督の前で泣きました」と驚きの告白。一方、自称・金星人のニノを演じた桐谷も「最初に、橋の下に住むホームレスの金星人役と聞いて、わけがわからなくて(笑)。私はニノじゃないって監督に言いました。でも、監督は『一緒に作っていこう』と言ってくれて、林君も『ニノは桐谷さんです!』って励ましてくれて。少しずつニノになれました」と振り返った。

そんな2人とは対照的だったのが河童の村長を演じた小栗。「自分から出たいと出版元に電話しまして。出た暁には、友達の山田くんも星役をやると話をして、きょうありがたいことに舞台あいさつに立っています」と、直談判したことを明らかにした彼は「みんなが傷を持っているけど、支え合う姿というのがとても映画的だと思って。飯塚監督の書いた脚本を見て、すごい作品になると思いました」と作品への並々ならぬ愛情を見せた。